くらし情報『スタジオコロリドの新鋭、石田祐康が“子どもたちの目線”で描く『雨を告げる漂流団地』』

2022年8月7日 12:20

スタジオコロリドの新鋭、石田祐康が“子どもたちの目線”で描く『雨を告げる漂流団地』

なかでも長編監督デビュー作となった『ペンギン・ハイウェイ』は、石田監督の“らしさ”が詰まった作品となっている。郊外の街に突如として現れた大量のペンギン、そして草原に浮かんだ謎の透明な球体「海」。次々と起こる不思議な出来事を、毎日世界について学んでいる勉強家な小学4年生のアオヤマ君という無限の可能性を秘めた少年の瞳を通して描くことで、誰もが子どもの頃に感じたことのある「新たなことを知る喜び」を瑞々しく表現。多くのファンがアオヤマ君の過ごすひと夏の物語に魅了された。

石田監督が語る子どもの目を通して物語をつくり続ける理由

『ペンギン・ハイウェイ』のアオヤマ君に続き、最新作『雨を告げる漂流団地』の主人公である航祐や夏芽たちも小学生。姉弟のように団地で育った幼なじみのふたりは、夏休みのある日、クラスメイトたちとともにかつて暮らした団地に集まっていると不思議な現象に巻き込まれてしまう。気づくとそこはあたり一面の大海原。

スタジオコロリドの新鋭、石田祐康が“子どもたちの目線”で描く『雨を告げる漂流団地』

団地ごと漂流してしまった子どもたちは、力を合わせ、泣いたり、ケンカしたり…サバイバルを通して成長していく。
小学生6人それぞれの個性溢れる子どもらしい“リアクション”も見どころだが、本作でも『ペンギン・ハイウェイ』同様に、いまは忘れてしまった子どもの頃の気持ちや感覚を思い出してしまうような、そんな多くの大人の心の琴線に触れるようなドラマが展開されていく。

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