2022年9月10日 11:15
【ネタバレあり】『ブレット・トレイン』新幹線=“動く密室”に大集結、不運なレディバグと因縁深い奴らに注目
彼が演じるレモンが大切なことは全て教わったという「きかんしゃトーマス」を侮ってはいけない。
メキシコNo.1の殺し屋:ウルフ/バッド・バニー
ブリーフケースを手に入れたレディバグが、品川駅で降りようとしたときに乗り込んでくるのがウルフだ。どういうわけかレディバグに強い恨みを抱いており、突然ナイフで襲われたレディバグは正当防衛として逆にウルフを仕留めてしまう。
実は天外孤独のウルフは初めて愛した人との結婚式で、花嫁やその家族、ギャング仲間を出血性の謎の猛毒によって失っていた。その式に潜んでいたレディバグを復讐相手と思い込み、「ゆかり号」に乗り込んできたのだ。簡単に終わる任務のはずが、レディバグの心積もりを早々に覆してしまった1人目の暗殺者。
ウルフを演じるバッド・バニー(ベニート・A・マルティネス・オカシオ)はプエルトリコ出身の世界的ラッパーで作曲家、俳優としても活躍している。グラミー賞受賞ほか、2022年5月リリースの「Un Verano Sin Ti」はSpotifyで1日に最も聴かれたアーティストの世界記録を有している。
変装の達人で毒使いの暗殺者:ホーネット/ザジー・ビーツ
富士山から駅のホームまでアイコニックな日本の風景や、裏組織の造型、見たことがあるようでないようなコテコテにデフォルメされた日本が舞台だからこそ、フィクションとして楽しめる本作。