2022年9月10日 11:15
【ネタバレあり】『ブレット・トレイン』新幹線=“動く密室”に大集結、不運なレディバグと因縁深い奴らに注目
とパーシー(トーマスの親友)みたいと評している。
一方のミカンは仕立てのよいスーツを着込み、スタイリッシュな印象を与え、ホワイト・デスの伝説についてレモンに話して聞かせるが、彼もどこか“たが”が外れている。レディバグによって駅のホームに追い出されたはずが、なんと走行中の列車の最後尾に飛び乗り、ガラスを破って戻ってくるという荒行を成し遂げる。
原作では、ミカンはレモンに“誰かに殺されそうになったときには、メッセージを残す”と約束しており、ついにその瞬間が訪れたとき、レモンはトーマスの世界の悪役“ディーゼル”のシールをプリンスに見つけることになる!
アーロン・テイラー=ジョンソンは『キック・アス』の頼りないオタクの青年よりも、『TENET テネット』や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『GODZILLA ゴジラ』のイメージがいまや強いかもしれない。本作では、彼がコメディもしっかりこなせることを思い出させてくれる。
また、『エターナルズ』の同性パートナーと家庭を築いた、発明の才能を誇るファストス役が記憶に新しいブライアン・タイリー・ヘンリーは、ドラマ「アトランタ」でも見せる飄々とした面白さがポイント。