2022年9月25日 17:00
【ドラマニア】リピ必須! “癖になる”夏ドラマをふり返る「勝手にベスト3」
「人の悲しみって、喜びを知ってしまったことから始まるものなんだ」という鹿浜の台詞が、胸に刺さっていまも疼いています。
誰かを想うことで、失うものがある――究極のジレンマをぜひ、あなたも体感してみてはいかがでしょうか。
第2位:アスリートの舞台裏を描く
「オールドルーキー」
綾野剛さん演じる主人公の新町亮太郎は、現役を引退したサッカー元日本代表。本作は、愛する娘や妻(榮倉奈々)が自分をもう一度誇りに思えるように、“スポーツマネージメント”というセカンドキャリアへ一歩踏み出す男の背中を描いた、笑えて泣ける極上のヒューマンドラマです。毎話様々なアスリートにスポットを当て、栄光の裏にある葛藤や苦悩を丁寧に――またそれらを注目の若手俳優勢が果敢に演じた点も、「次週はどんなスポーツを、誰が演じるのか」楽しみな要素のひとつでしたね。
脚本を手掛けたのが、「HERO」の福田靖さんなのですが、マネージメント会社・ビクトリーの同僚たちのチームワークが非常にバランスが良いのも見どころ。個人的には、ツンデレ感満載の梅屋敷(増田貴久)が、気になる女性を毎回同じレストランの同じ席、同じメニューとドリンクで口説こうとしている辺りが最高に面白かったです。