で『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)以来となる2度目の日本アカデミー賞最優秀助演女優賞に輝き、実話をベースにした大森立嗣監督作『MOTHER マザー』(2020)では新境地を見せ、人気シリーズの映画化第2弾『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(2020)と合わせて第44回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。
『MOTHER マザー』
シリアスな人間ドラマから「コンフィデンスマンJP」の“ダー子”まで、実に様々な作品・ジャンルに挑んできた長澤さんだが、『MOTHER マザー』でのシネマカフェインタビューの際には、「実は、(同作の)秋子を演じる前まで、明るい役や強い役が続いたりしていたんです。ワッと感情的な雰囲気を持つ役が多かったので、1度払拭したい思いがありました」と、チャレンジをいとわない姿勢を語ったことも。
また、台湾のドラマシリーズ「ショコラ」(2014)や中国映画『唐人街探偵 東京MISSION』(2021)などアジアでも知られる俳優となり、近年は生徒から教師になった「ドラゴン桜」シーズン2、歌声も披露する『SING/シング:ネクストステージ』(2021)、『シン・ウルトラマン』『百花』(2022)