シネマカフェ的海外ドラマvol.150　「SATC」が教えてくれた喜怒哀楽　第1回

（Photo：cinemacafe.net）

「SEX and the CITY」の映画版第2作の公開がいよいよ近づいてきました！TVシリーズのシーズン1が日本で初めて放送されたのは全米放送開始から約2年後の2000年。その時から、キャリーやサマンサ、ミランダ、シャーロットと共に人生を歩んできたシネマカフェ読者の方も多いのではないでしょうか。というわけで、今月は“「SATC」が教えてくれた喜怒哀楽”をテーマに、私自身の思い出もちょっぴり、思い入れはたっぷり交えながらTVシリーズと映画版第1作にまつわるあれこれを語っていきたいと思います。

“「SATC」が教えてくれた喜”、すなわち“喜び”はたくさんありますが、女性同士でキャイキャイと楽しみながら海外ドラマを見る喜びを教えてくれたのも「SATC」でした。もちろん、「ビバリーヒルズ高校／青春白書」や「フレンズ」、「アリーmyラブ」など、それまでにも女性が夢中になった人気シリーズはありますが、熱狂度の高さは「SATC」が断然トップ。数年前、最終シーズンのDVD発売に合わせて来日したサラ・ジェシカ・パーカーも、「愛を追求する女性たちの物語であり、女性の本音を刺激的に表現した内容であることが、世界中の女性たちの支持を集めたのだと思う」