くらし情報『【インタビュー】イム・シワン、動機も罪悪感もない…イメージ覆す“悪役”の役作り明かす『非常宣言』』

【インタビュー】イム・シワン、動機も罪悪感もない…イメージ覆す“悪役”の役作り明かす『非常宣言』

ラスベガス銃乱射事件が起きたとき、誰にとっても悲劇であり、恐怖だったわけですが、その事件の恐怖が大きかったのは犯人に特定の動機がなかったという点だったんです。動機がないという不透明さ。明確な理由がないまま、あのような事件を起こした。それがむしろ大きな恐怖に感じられた、と監督はおっしゃっていました。そのお話を聞いて、僕も共感できたんですね」。

【インタビュー】イム・シワン、動機も罪悪感もない…イメージ覆す“悪役”の役作り明かす『非常宣言』

「ですから僕は、演技をするために必要になるので、リュ・ジンソクがどんな人間だったのかという個人史を、キャラクターの正当性を作るために自分なりに考えてみました。それはあくまでも僕が演技をする上で必要なものであって、監督とも共有する必要がないと思ったので、『僕なりに彼の個人史を考えます』と監督にお伝えしたところ、監督も快く認めてくださいました」と言い、「僕なりに考えたリュ・ジンソクの個人史を根幹にして演技に臨みました」と、未曾有のバイオテロを引き起こした人物の秘かな役作りを打ち明けた。


【インタビュー】イム・シワン、動機も罪悪感もない…イメージ覆す“悪役”の役作り明かす『非常宣言』

また、「リュ・ジンソク本人は自分がしている行動をテロとは思っていなかったと思うんです」とも言う。「本人にとっては、神聖な浄化作業のようなもの、と頭の中でセッティングをして行動に及んだと思います。

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