【インタビュー】竹野内豊&山崎育三郎、『イチケイのカラス』シリーズで築いた安心と信頼感
山崎:帝国劇場まで観に来てくださいましたよね!
竹野内:あえて前情報を入れずに観に行ったら、最初に髭の男性が出てきて。それが育三郎くんだったんですが、しばらく分かりませんでした。低くて野太い声の別人で…。
山崎:(「エリザベート」の)ルキーニだったので…(照れ)。
竹野内:10分ほど経ってから、もしかして…育三郎くん?と。
山崎:(笑)。「グッドパートナー」のイメージもあったでしょうしね。
竹野内:そうそう。
直後だったから、本当に分からなくて。ものすごい才能を持たれているんだなと思いました。役柄による変化はもちろん、カメラの前と舞台の上の違いもありましたし。台詞を言う声に圧があり、圧倒されました。
![【インタビュー】竹野内豊&山崎育三郎、『イチケイのカラス』シリーズで築いた安心と信頼感](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FCinemacafe%252F2023%252FCinemacafe_83154%252FCinemacafe_83154_c464d857511bbb35fff8_4.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
山崎:そうおっしゃってくださって、すごく嬉しかったです。竹野内さんも「グッドパートナー」(の咲坂健人)とみちおさんでは全然違いますけど(笑)。でも、現場での居方は変わらないですよね。変わらず魅力的で、安心感があって、優しいです。
何をしても何が起きても絶対に受け止めてくれますし。どうして常にフラットにいられるんですか?
竹野内:いやいやいや(笑)。主演として皆さんを引っ張りたい気持ちはすごくあるし、かっこいいところを見せたいんですけど、気づくと自分のほうが受け止められていて…。