くらし情報『「何もかも話して」事件被害者の母親が対話の口火を切る『対峙』本編映像』

2023年2月6日 19:00

「何もかも話して」事件被害者の母親が対話の口火を切る『対峙』本編映像

は、事件被害者への公的支援や国による銃規制のあり方などなぜか会合の目的とは全く関係のない議論を始めてしまう。


この本編シーンは、ゲイルがそれを「なぜそんな話をするの?」と不満そうに制止するところから始まる。しかし、リチャードは「人は責めることで何かを変える方法を見つける。だが、それを問いたい」と、一般論で語ることをやめようとしない。それに対し、ゲイルは「答えを知りたい。責めるとは何のこと?あなたにとって」などとリチャードに問いただす。

ゲイルは、リチャードに“自分の言葉”で語ってほしいのだ。ジェイに「詰問するのではなく、記憶を探ろう」と諭されたゲイルは、「では、覚えていることを話してください。
息子さんについて」と切り出し、相手両親からの問いに「うちの息子を殺したからよ」と告げる。凍り付く3人と、それを痛々しい笑顔を浮かべながら見つめるゲイルが映し出される。

「何もかも話して」事件被害者の母親が対話の口火を切る『対峙』本編映像

2018年にパークランドの高校で起きた銃乱射事件のニュースで泣きながらインタビューに答える父兄の言葉に激しく動揺し、学校内銃撃事件について個人的に深く掘り下げるようになったというクランツ監督は、「この題材を映画にしようと思うよりも先に、なぜか分からないけど激しく心を揺さぶられてしまったんだ」

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