2023年7月25日 18:00
過去作を一挙ふり返り『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』で明かされる注目ポイントも
3『ジャッキー・ブラウン』(1997年製作)
メキシコの航空会社に勤めるスチュワーデスのジャッキーは、生活苦のため裏では武器商人オデールの運び屋をやっていた。ある時、ジャッキーはオデールを追っていた連邦捜査官のレイに逮捕されてしまう。レイからオデール逮捕に協力するよう持ち掛けられるジャッキーだったが取引には応じないまま保釈される。
ジャッキーは、親しくなった保釈金融業者のマックスと共に捜査官に協力する素振りを見せながら、オデールの隠し金を横取りしようと企んでいた。
本作では、主人公のジャッキー役にパム・グリアが決まることになった意外な秘話が明かされている。
4『キル・ビル』『キル・ビル Vol.2』(2003年/2004年製作)
ひとりの女が、長い長い眠りから奇跡的に目を覚ます。彼女は通称“ザ・ブライド”。世界を震撼させた毒ヘビ暗殺団(DiVAS)で最強と言われたエージェントだった女。彼女は全てを思い出す。あの、4年前の惨劇の全てを…。
彼女は自分の結婚式の最中に、かつてのボス、ビルに殺されたのだ。ビルは手下と共に参列者を惨殺し、ザ・ブライドの頭を打ち抜いた。こうして彼女は全てを失った。