2023年7月25日 18:00
過去作を一挙ふり返り『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』で明かされる注目ポイントも
友人も夫も、お腹の中に宿っていた子どもまでも…。そして一命をとりとめたものの、4年もの間、昏睡状態に陥っていたのだ。目覚めたザ・ブライドには「復讐」の2文字しかなかった。自分を不幸のどん底に突き落とした、全ての人間を血祭りにあげなくては。復讐は、神が彼女に与えた運命なのだ。ザ・ブライドはたったひとりで闘いの旅に出る。世界を股にかけた、長く、そして壮絶なる復讐の旅に…。
本作では、キル・ビル撮影中に起きたユマ・サーマンの交通事故の映像も切り取られている。
5『デス・プルーフ in グラインドハウス』(2007年製作)
テキサスの夕暮れ時。オースティンのラジオ局で一番の人気DJジャングル・ジュリアは親友のシャナ、久しぶりに地元に戻ってきた大学時代の女友達アーリーンと一緒に街へ繰り出し、一夜の気晴らしをすることに。
そこにはお気に入りのバー、グエロスからテキサス・チリ・パーラーへとはしごする彼女たちを密かにつけている男の影が。ドクロマークの付いた不気味なシボレーを乗り回し、顔に傷痕のある謎の中年男、スタントマン・マイクだ。ジュリアたち3人や、バーに居合わせたパムは、会話するうちにこの男への警戒心をゆるめていく。