2010年8月12日 22:17
相武紗季×溝端淳平×平岡祐太 『NECK』は全員、素のままほぼドキュメンタリー?
溝端:イメージとして日本のホラーということで、血がベットリ…みたいな後に引く怖さを想像してたんだけど…。
平岡:そんなシーンあった(笑)?
相武:ないない!むしろ緑目人形かわいいし。
溝端:そうそう。急に面白いセリフが入ってきたり。「これでホラーが成立するのか?」って思いましたね。
平岡:読む人によって、全く印象や想像するものが違う本なんだな、というのを強く感じました。
このやりとりからだけでも、かなり奇想天外な物語であることが分かっていただけるだろうが、加えて作品を特徴付けているのがそれぞれの個性的なキャラクター。お化けを生み出すことに情熱を燃やす大学院生の杉奈(相武さん)に、彼女に憧れ、振り回される後輩・首藤友和(溝端さん)、そして人気作家の越前魔太郎(平岡さん)。
どのように役を作り上げていったのか?
相武:私は(杉奈が喋る)福井弁が大きかったですね。福井弁でテンション上げていったら杉奈になっちゃった。監督からは顔がアップになる場面で「渾身の力で鼻の穴を広げろ!」って言われて「んー!」って(笑)。
平岡:僕は事前に『ホームアローン』と『ナイト ミュージアム』観ました。