アジアの“若い力のある監督たち”が集結「東京フィルメックス」モンゴル映画『冬眠さえできれば』が2冠
その心が観客の皆さんにも届いてとても嬉しい」と、社会問題を変えたいという願いを込めた作品だったことにも触れたメッセージが披露された。
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ゾルジャルガル・プレブダシ監督
学生審査員賞は韓国映画『ミマン』に
学生審査員賞とは、審査員の専任から賞の運営まで、全て「東京学生映画祭」の手で行われる賞。「巧みな脚本と映像設計に魅了された。開発が進み変わっていく街の中で。記憶を紡ぎ、覚えていることが、世の中に対する希望なのではないか」という選評から、韓国の作品『ミマン』が受賞。
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『ミマン』
登壇したキム・テヤン監督は、「映画の先生にいわれた言葉がある。映画を作るときはたくさんの人が関わって、そして、映画が公開されると、観客のみなさんもその一員になる。そのこと自体、本当にロマンチックで大切が気持ちなので、申し訳ない気持ちでなく、有難い感謝する気持ちで撮りなさいと。これからも映画を撮り続けられるように頑張りたい」と、映画作りの原点ともいえる言葉に触れ、今後への意欲も語った。
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キム・テヤン監督
審査員特別賞は『冬眠さえできれば』『クリティカル・ゾーン』の2作品へ!
審査員特別賞は2作品に贈られた。まず、1作品目は「的確な映画的表現と嘘のない観察で、苦闘する若者たちの姿に寄り添っている」