アジアの“若い力のある監督たち”が集結「東京フィルメックス」モンゴル映画『冬眠さえできれば』が2冠
今までドキュメンタリーに関わってきたが、子どもの教育がよくなり、平等な教育が受けられるようにというメッセージがあった映画なので、すぐに参加を決めた」と話し、2人とも、監督と同じ強い願いを持って参加したことが改めて伝わってくるコメントを残した。
2作品目は「制約の中で、この映画作家はユニークで説得力のある方法で、攻撃的な体制に立ち向かう力強い映画芸術作品を作り上げた」と評されたイランの作品『クリティカル・ゾーン』が受賞。
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『クリティカル・ゾーン』
アリ・アフマサデ監督の登壇は叶わなかったが、「オルタナティブなシネマ、アンダーグラウンドムービーに、そちらに注目してくれて、認めてくださって嬉しい。いつの日かその場に参加してお会いできたら。それを楽しみにしている」とメッセージを贈っていた。
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アリ・アフマサデ監督
最優秀作品賞はベトナム『黄色い繭の殻の中』が受賞
最高賞である最優秀作品賞には、「映画における永遠の探求を、野心的かつ愛おしげに描いている」と評された、ベトナムの作品『黄色い繭の殻の中』が受賞。
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ファム・ティエン・アン監督
ファン・ティエン・アン監督は、映画祭が上映する機会をくれたことへの感謝を述べ、「つねに、独立映画を応援してくださって、独立映画の存在を支持していただいていることへ、感謝している」