『枯れ葉』出演ユッシ・ヴァタネンが明かす、カウリスマキ流演出
アキ・カウリスマキ監督最新作『枯れ葉』より主人公の一人を演じたユッシ・ヴァタネンが本作について語るインタビュー、新場面写真とオフショットが解禁された。
アキ・カウリスマキ監督最新作にして復帰作となる本作は、孤独を抱えながら生きる男女が、人生で最初で最後のかけがえのないパートナーを見つけようとする心優しいラブストーリー。この度、主演に抜擢されたユッシ・ヴァタネンがカウリスマキの演出、撮影秘話について明かすインタビューが到着。

カウリスマキ監督と初めて会った時のことについて、「当時はまだ脚本がなく、どんな物語かということだけ聞いていました。完成した脚本を読んだのはそれから1年くらい後でしたね。脚本が出来てから、アキからはアルマと二人で準備をするように言われて、監督はいなかったんです。おそらくアキは直前まで私たちの邪魔をしたくなかったのでしょう。一応、直前に一度脚本の読み合わせはしましたがそれだけで、演技指導のようなものは特にありませんでした」とふり返る。
先日、来日した際にアンサ役のアルマ・ポウスティはカウリスマキ監督の脚本は詩的だったと明かしていたが、ユッシは「キャラクターに関しては脚本にかなり詳細に書いてありました。