くらし情報『新人監督賞を総なめ『パスト ライブス/再会』セリーヌ・ソン “縁”とは「奇跡的な繋がりと愛」』

2024年1月30日 16:00

新人監督賞を総なめ『パスト ライブス/再会』セリーヌ・ソン “縁”とは「奇跡的な繋がりと愛」

新人監督賞を総なめ『パスト ライブス/再会』セリーヌ・ソン “縁”とは「奇跡的な繋がりと愛」
セリーヌ・ソン監督と主演グレタ・リー
セリーヌ・ソンは、12歳の時に家族と共にソウルからトロントへ移住し、その後ニューヨークに渡り結婚、自身の体験を基に本作の脚本を執筆した。映画化のひらめきを得たのは、自分とアメリカ人の夫、そして幼い頃に想いを寄せていた韓国人の男性と一緒にイーストビレッジのバーにいたときのことだと言う。

「夫と彼は同じ言語を話すことができなかったので私が2人の間に座り通訳をしました。その体験が特別だと思えたのは、本来だったら絶対に出会うはずもない2人が私を介して出会い、お互いを知ろうと努力してくれていたからです」と監督。

「その姿を見て、この2人にものすごい繋がりを感じたし、とても感動しました。今ここにいる私たち3人は、お互いを大事に思うからこそ、それぞれ最善を尽くそうとしている。それを体感して私が思ったことは、“これは物語になるかもしれない”」とふり返って語る。


新人監督賞を総なめ『パスト ライブス/再会』セリーヌ・ソン “縁”とは「奇跡的な繋がりと愛」

こうして本作の製作を始めたソン監督は、実は映画界のサラブレッドだ。劇中でも主人公・ノラの父親は映画監督として描かれるが、それは実生活でも同じく、父親のソン・ヌンハン監督は『ナンバー・スリー NO.3』(97年)

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