くらし情報『新人監督賞を総なめ『パスト ライブス/再会』セリーヌ・ソン “縁”とは「奇跡的な繋がりと愛」』

2024年1月30日 16:00

新人監督賞を総なめ『パスト ライブス/再会』セリーヌ・ソン “縁”とは「奇跡的な繋がりと愛」

Photo by cinemacafe.net


アメリカの「A24」と、『パラサイト 半地下の家族』の韓国CJ ENMが初の共同製作で贈る注目作『パスト ライブス/再会』でメガホンを取り、長編映画監督デビューを飾ったのはセリーヌ・ソン監督。彗星の如く賞レースに現れた同監督に注目した。

本作は、ソウルで初恋に落ちた幼なじみのふたりが、24年後の36歳、N.Y.で再会する7日間を描くラブストーリー。「運命」の意味で使う、韓国の言葉“縁ーイニョンー”が物語のキーワードとなっている。


新人監督賞を総なめ『パスト ライブス/再会』セリーヌ・ソン “縁”とは「奇跡的な繋がりと愛」

先日5部門にノミネートされたゴールデン・グローブ賞では、作品賞(ドラマ部門)や非英語映画賞のほか主演のグレタ・リーが女優部門(ドラマ)されただけでなく、監督賞と脚本賞にはセリーヌ・ソン自身の名前が踊った。

『バービー』のグレタ・ガーウィグや『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモス、『オッペンハイマー』のクリストファー・ノーラン、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』のマーティン・スコセッシなど、映画界を代表するような名匠たちの名前が呼ばれる中、彗星の如く現れたフレッシュな才能。

ニューヨーク映画批評家協会賞 初長編賞やナショナル・ボード・オブ・レビュー賞最優秀初監督賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞ニュージェネレーション賞など、目の肥えた批評家たちを唸らせ新人監督賞を総なめにしている。

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