2010年9月24日 22:18
ロマン・デュリス×エヴァンジェリン・リリー それぞれが語る“愛”と“絆”
「監督と俳優の関係が万国共通であると分かったのと同じく、演技的な経験もまた普遍的なものだと知って驚いたわ。ロマンと私はすぐに意気投合したの。演技の上で、私たちはお互いにできる限りたくさんのインスピレーションと自由を与え合った。ロマンはチャーミングで寛大。すぐに仲良しになり、それが仕事にも完璧につながったわ。本当に私たちはウマが合っていて、役を演じる段階で全てがしっくりくる演技ができたというわけ」。
ロマンが“父親役”を演じることの意義を語ったのと同様に、エヴァンジェリンは、“母”を演じた意味をこんな言葉で表現してくれた。
「役柄について掘り下げるときは、自分についても発見するものよ。
今回、母親役を演じるにあたって、子供のいない私は、母親になったらどんなだろう?ということをいろいろと考えたわ。この映画を通じて、自分の人生や、人生の優先順位について考えさせられたの。それと同じ効果を、この物語は観る人に及ぼすと思う。自分が出演しているかどうかにかかわらずね!私は、この地球上に生きている人間は、誰もが存在する理由を持っていると信じる人間のひとりなの。そして、周囲の人を愛すれば愛するほど、より多く愛されるチャンスが得られると信じてもいるわ」。