2010年9月24日 22:18
ロマン・デュリス×エヴァンジェリン・リリー それぞれが語る“愛”と“絆”
ネイサンにとって、彼女は生きる理由であり、目的であるがエヴァンジェリンはその要素を併せ持っている。彼女に出会えてよかったよ」。
「子供を失うという計り知れない痛みと喪失を想像しなくてはならなかったが、父親を演じられたことは嬉しかった」とロマン。さらに自身にとっての本作の位置づけについてこんな言葉も。
「ロケーション、感情、登場人物間の絆といった全ての要素の調和がとれている作品であり、フランス以外の場所が舞台であるという理由から、僕のキャリアの上でも重要な作品だよ。英語で演技をして気がついたのは、演じているときの心持ちが適切であれば、英語も正しく発音できるということ。役柄を究めれば、その役が必要とする能力も身につけることができるというわけだ。僕にとっては、それが自分から抜け出し、役の中に入り込んでいく方法なんだ」。
クレア役のエヴァンジェリンは、本作に脚本段階で“ひとめ惚れ”したという。本作への出演が決まった経緯についてこう説明する。
「脚本を読んだとき、この物語と映画のメッセージに惚れ込んでしまったの。この物語に感動し、打ちのめされたわ。強烈に心奪われてしまったの。スケジュールの関係で、この役を逃してしまうのではないかと思ってハラハラしたわ。