くらし情報『中山優馬主演舞台「血の婚礼」上演決定 演出は栗山民也』

中山優馬主演舞台「血の婚礼」上演決定 演出は栗山民也

「オーランド」など栗山演出作品には欠かせない谷田歩。花婿の母を、こまつ座「夢の泪」への出演や「『ふくすけ 2024-歌舞伎町黙示録-』」の上演を控える秋山菜津子が演じる。

栗山さんは「心躍るままに創ろうと思う」とコメントし、中山さんは「現代の社会においては決して許される事のないであろう物語。僕が演じさせて頂くレオナルドは、強くも卑怯で愛に溢れた男。多くを失い、多くを手に入れた男なのだと思います。そんな彼をたくさん愛し、表現したいと思います。僕なんかの小細工が通用する役ではありませんので、少しの衝動も逃さず、文字通り全身全霊で演じ切りたいと思います」と意気込んでいる。

あらすじ

太陽が照りつける灼熱の大地スペイン、アンダルシア。
母親と二人暮らしの花婿は、働き者の花嫁との婚礼を間近に控えているが、花婿を愛する母は二人を歓迎できずにいた。花嫁は過去に、フェリクス一族のレオナルドと恋人関係だったという噂があるからだ。

遡ること20年前、花婿の父と兄はフェリクス一族に殺されたのだ。花婿の母は暴力への憎しみを全身に宿し続けながらも、女手ひとつで残った息子を育て上げたが、いまも心が晴れずにいた。

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