【インタビュー】多部未華子、10代の子を持つ母親の気持ちに「いつか来るんだろうなぁ…」
頭の中を描く物語
「本当によくできたお話だなぁ」
――第1作の『インサイド・ヘッド』を映画館でご覧になっていたそうですが、どのような感想を抱かれましたか?
まず(頭の中を描くという)設定に驚いて、「どうやって描くんだろう?」と思って映画館に観に行ったんですけど、ライリーが小さな頃からの物語で、ライリーのことをみんなで協力して守ろうとする様子が色鮮やかに描かれていて、本当によくできたお話だなぁと思いました。
――続編となる『インサイド・ヘッド2』への出演がわかった時の気持ちは?
お話をいただいた時は、まずは前作を観ていた者として「え? 『2』やるんだ!」と単純に思いました。
「なるほど! 感情ってたしかに増えていくものだもんね。すごいなぁ…」と思って、参加させていただけるならぜひやりたいと思いました。
――ライリーが少しずつ成長していく様子が描かれますが、ストーリーについてはどんな印象を持ちましたか?
あらすじの紙を最初にいただいたんですけど、ライリーが思春期を迎えて、先輩たちがいるアイスホッケーの合宿に行って…というのを読んで「なるほど! 思春期ってそうやって心が揺れたりするよねぇ。