萩原利久×河合優実が初共演『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』2025年4月公開
の福徳秀介が2020年に小説家デビューを果たした同名の恋愛小説。監督は、これまで『勝手にふるえてろ』や『私をくいとめて』などの話題作を手掛けてきた大九明子。今回は初めて男性主人公の恋愛物語に挑戦する。
「美しい彼」シリーズ、「降り積もれ孤独な死よ」の萩原利久は冴えない大学生・小西徹を演じ、「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」以来、2度目の大九作品出演の河合優実はヒロインの桜田花を演じる。
主演の萩原は演じた役柄について、「『本当に難しかったな』というのが率直な感想」と語り、「小西たちの世界をちょっと覗くような感覚で見てもらえたら楽しんでいただけると思います」とコメント。
河合は本作について、「人を想うというシンプルなことを、それぞれの立場でひねくれながら、それでも大切にわかろうとしているような人たちのお話」とし、「映画を作る私たちも登場人物たちと一緒になって、大切なことを大切にわかろうとしていた現場だったような気がします」と撮影をふり返った。大九監督は「“セレンディピティ”と呼びたくなる面白い偶然がいくつも重なり合って完成した本作。映画館の暗がりにて、皆さんをお待ちしております」