ジョディ・カマー&オースティン・バトラー「物語に忠実に」『ザ・バイクライダーズ』を語る
1日12 時間、1か月もトレーニングをうける機会をもらえたのは夢のよう、本当にありがたかった」と笑顔を見せた。
一方、本作では恋に夢中になる愛らしい女性キャシーを演じたカマー。『フリー・ガイ』や『最後の決闘裁判』などで知られるカマーだが、演じるにあたって何よりも 気遣ったのは「キャシー流とも言える、言葉のアクセント」。「キャシーのアクセントは特定の地域のもの。インタビュアーのダニー(・ライオン)が60年代に録音した30分ほどのインタビュー・テープがあったので、それを繰り返して聞いた」という。
「インタビュー・テープを聞いていてわかったのは、彼女はシカゴの出身だけれど、彼女のアクセントはシカゴ・アクセントというわけでもなく。それでインタビューに収められた彼女のアクセントを優先して使った」と言い、「とても個性的な話し方で、だからこそ大切にしたかったから、アクセントのコーチについて勉強した。話しながら実践コーチしてくれる先生で、彼女とずっと話し続けることで、意識しなくてもキャシーのアクセントで話せるようになった」と語った。
生活が透けて見える、“リアリティのある女性”でもあったキャシー。