横浜流星「自分の中で集大成」藤井道人監督と4年越しの企画『正体』への思い語る
また映画館で観てもう一度この世界観に浸りたいと思っています」と森本が挨拶。
「鏑木の背中、人生を追っていくうちに自分自身や周りにいる人の人生が愛おしくなるような感覚を覚えました。みなさんにも楽しんでいただけたら」という山田杏奈に続いて、「信じることの大切さや、逆に危うさをすごく感じました」と話したのは山田孝之。
「全体的なことで行くと実際に世の中でもいろんな事件が常に起こってメディアがワーッと取り上げるけど、次のトピックが来たらスッとみんな忘れてしまうところがあって。それはこの映画でもあってリアルなところに通じると思います」と、それぞれ作品の感想や思いを口にした。
山田孝之
また藤井監督も「とても長い時間がかかってしまいましたが素晴らしいキャスト、自分の信じる仲間たちと作った映画をこうして皆様のもとに届けることができて本当に光栄です」とコメントした。◆横浜流星、クランクイン3年前から藤井監督と準備を進めてきた本作への思い
本作で「5つの顔を持つ逃亡犯」として姿を変えていく鏑木を演じた横浜。苦労した点や意識した点について「誰からも信じてもらえない状況の中で脱獄をするんですけど、どんな状況でも鏑木の真意や目的を見失わないようにすることを一番大事にしていたし、それをずっと維持していくのにとても苦労しました」