横浜流星「自分の中で集大成」藤井道人監督と4年越しの企画『正体』への思い語る
と吐露。
「5つの顔と言っていますが、別人格ではないので彼の心の部分や鏑木としていることを意識していましたし監督とメイク部、衣装部のみなさんと相談して追及しました。やりすぎるとコスプレになるし、街の中にいても紛れ込めるように意識しました」と自身の役への追求についてトーク。
横浜流星
さらに藤井監督は、4年越しの企画となった本作の映画化にあたって「映画が完成してこうして届けられるって本当に奇跡みたいなことだと若いうちに経験したことがあって」とふり返りながら、「脚本段階やクランクアップした後もうまくいかないこともある中で、何十個ものハードルを潜り抜けて映画作りをしないといけない。(横浜)流星もよく言っているんですが4年かからなったらこれだけ素晴らしいキャストもスタッフも集まらなかっただろうし、天命というか期せずして運命がぶつかる瞬間があってこの日を迎えました」と感慨深げに思いを語った。
藤井道人監督◆2023年の夏、2024年の冬と2回に分けて撮影が行われた本作
横浜は「時期を分けて撮影できたのはすごく贅沢だし幸せだと思います。夏の撮影の後、監督から繋いだものを先に見せてもらったので鏑木により強い思いを持って冬のシーンに挑めたし、撮っていただけたチームには感謝しています」