【インタビュー】思うように進めないときでも、あなたの選ぶ道が正解だから――ソニンが実践するポジティブなマインド
ことの大切さなど、実体験を交えて心のうちを語ってもらった。
「悪人でも善人でもない」マタンギの声を担当
――ソニンさんは、オーディションでマタンギ役に決まったと伺いました。報せを受けたときは、どのような気持ちでしたか?
受かったと聞いたときは、本当に信じられませんでした。声優のお仕事自体、本作が初めてなんです…!ディズニー作品の声を務めることは、おそらく多くの役者さん、声優さんの目標というか、憧れだとも思うんです。私も例に漏れずでしたので、選んでいただいたことが本当にうれしかったです。
――ソニンさんの圧倒的な歌唱力と表現力が際立っていた印象です。どのようにマタンギに挑んでいかれたんですか?
正直すごく難しかったです。マタンギはわかりやすく「悪者」でもなく、「いい人」でもなく、どこの位置にいるのかが見えないような、わざとそういうポジションにいるキャラクターなんですよね。
その塩梅をかなり探りながら、声を吹き込んでいきました。
監督にご指導いただきつつ、何よりもオリジナルのキャストさん(アフィマイ・フレイザー)がいらっしゃるので、アフィマイさんから受ける印象に照準を合わせました。