恵比寿ガーデンシネマがW・アレン新作で17年の歴史に幕 歴代No.1ヒット作は?
(Photo:cinemacafe.net)
ミニシアターブームの先駆け的な存在として多くの映画ファンを生み出してきた本映画館。ロバート・アルトマン監督の『ショート・カッツ』で開館し、その後も『スモーク』、『モーターサイクル・ダイアリーズ』などインディーズ系の作品がセレクトされることが多く、映画通に愛される映画館として良質の作品を上映し続けてきた。過去に上映された数ある作品の中で、最も高い興行収入を記録した作品はマイケル・ムーア監督作の『ボウリング・フォー・コロンバイン』。ちなみに、本映画館歴代興行収入ベスト10は以下の通りとなっている(※年度は日本公開年度)。
1位:『ボウリング・フォー・コロンバイン』(マイケル・ムーア監督/’03)
2位:『スモーク』(ウェイン・ワン監督/’95)
3位:『モーター・サイクル・ダイアリーズ』(ウォルター・サレス監督/’04)
4位:『リアリティ・バイツ』(ベン・スティラー監督/’94)
5位:『ロッタちゃん はじめてのおつかい』(ヨハンナ・ハルド監督/’00)
6位:『ショート・カッツ』(ロバート・アルトマン監督/’94)
7位:『グッバイ、レーニン!』(ヴォルフガング・ベッカー監督/’04)
8位:『17歳のカルテ』(ジェームズ・マンゴールド監督/’00)
9位:『セントラル・ステーション』(ウォルター・サレス監督/’99)
10位:『デッドマン・ウォーキング』(ティム・ロビンス監督/’96)
10作中、実に7作が2000年までに公開された作品。このランキングを見ても、本映画館が90年代のミニシアターブームを引っ張ってきたことがうかがえる。
また恵比寿ガーデンシネマと言えば、忘れてはならないのがウディ・アレン監督!本映画館における過去最多上映監督に堂々と君臨!通の間では「ウディ・アレンと言えば恵比寿ガーデンシネマ」というほど、高い人気を博してきた。
本館の最後の上映作品に選ばれたのも、ウディ・アレンにとって記念すべき40作品目の監督作となる『人生万歳!』。現在も上映中のこの記念碑的作品と共に恵比寿ガーデンシネマはその歴史に幕を閉じることに…。また、1月15日(土)からは17年間の感謝の意を込めて、過去のヒット作から選りすぐりの作品を上映する「恵比寿ガーデンシネマ・ベストセレクション」の開催も決定!映画館を共に盛り上げてきたウディ・アレン作品からは『ウディ・アレンの夢と犯罪』、『マッチポイント』、『さよなら、さよならハリウッド』などが上映される。そのほかの上映作品は未定。どんな“お別れ”を用意してくれるのか?この、洒落た映画館ならではの最後のチョイスに期待!シネマコンプレックス(複合型映画館)が映画興行の主体となっていく中で、貴重な単館系映画館がまたひとつなくなってしまうのは寂しいが、最後の思い出にぜひ足を運んでみては?
『人生万歳!』は現在公開中。
恵比寿ガーデンシネマ公式サイト
http://www.kadokawa-gardencinema.jp/yebisu/
■関連作品:
人生万歳! 2010年12月11日より恵比寿ガーデンシネマほか全国順次公開
© 2009 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.
■関連記事:
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