2014年7月3日 10:45
残ったビールの活用方法をキリン現役社員に聞いてみた
また、温まった瓶ビールを冷蔵庫で急に冷やすと、瓶が割れる恐れもありますので気をつけてください」
――高温・低温の場所に置かないというのはどういうことですか?
山本さん「今お話ししたように、容器が破損する危険があります。また、高温の場所に長時間置くと、味のバランスを崩し、濁ったり変色したりします。3度以下の低温状態に長時間置いた場合も同様に濁りが発生します」
○塩や醤油の近くで缶ビール保管は厳禁!
――ほかにも、保管の際に注意したほうがいいことはありますか?
山本さん「アルミ缶は、塩や醤油の近くに保管すると金属が腐食し、穴があく危険があります。また、瓶を漬物や灯油などのそばに置くと、においが移ることがあります。そうしたものから遠ざけて保管するようにしてください」
――ショックを与えるのもNGということですが……。
山本さん「激しくゆすったり倒したりすると、開栓時に泡がふきこぼれて、早く気が抜けてしまいます。またガラス瓶は小さな傷でも強度が落ちますし、アルミ缶の場合は破損の原因になります。やさしく扱うようにしましょう」
○冷凍庫はダメ、ゼッタイ!
このほか、ビール博士によると瓶や缶を凍らせるのは絶対にやめてほしいということでした。