スキャナーと電子カルテを使って、医療機関の紙文書の効率的な電子化を実現
これにより、電子カルテ上に人の手で関連づけをする手間なく電子化が実現できるのだ。
患者ごとのバーコードで自動的に区別してファイル名を生成するため、複数患者分をまとめてスキャンすることも可能だ。ファイル名に含まれる文書名、患者番号、タイムスタンプなどにより、システム内データは自動で紐付けされ、患者ごとのデータ参照が実現できる。
「MegaOak-MI・RA・Is/PX」シリーズとは別にNJCの取り扱うソリューションにより、e-文書法対応も行っており、スキャナーに付属するソフト「CapturePerfect」と組み合わせることにより、イメージを精細に取り込むこともでき、e-文書法の取り扱い基準での読み取りがスムーズに行えている。
同社では今後、スキャナーを1つの商材として提供し、病院内紙文書の電子化を促進する。さらに、すでに提供中のタブレット貸し出しサービスなどを組み合わせ、総合的な提案を行っていく予定だ。
「電子化すると言っても、弊社としては『MegaOak-MI・RA・Is/PX』の標準機能にスキャナーを追加するだけなので、システム変更はほとんどありません。一部の紙文書の電子化に絞ることで、ユーザーもそれほど大きなコストをかけずに実現できます」