2014年10月7日 18:44
短期集中連載「Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第4回) - フラットデザインの強化と「Task view」
そしてWindows 10テクニカルプレビューでは再びソリッドなデザインを採用した。
世の中のUIデザインがフラット化に進んでいることは、Mac OS XやiOS、Androidといった他のOSを見れば時代の風潮であることは明らかである。さらに述べればWindows 8もフラットデザインを多用し、モダンUI自体がタイポグラフィを重視したデザインだ。良しあしに関しては好みに類するため割愛するが、Windows 10テクニカルプレビューを触って最初に気付くのは"ウィンドウの影"である。
静止画では分かりにくいが、ウィンドウ上下左右の50ピクセル程度に影がかかっていることにお気付きだろうか。上図で言えばコントロールパネルの右側にあるバージョンダイアログや、右下にあるエクスプローラーに影がかかっている。以前からWindowsはタイトルバーでアクティブ/非アクティブウィンドウを見分けていたが、さらに影を強調することでウィンドウの重なり具合を直感的に把握可能になった。フラットデザインの採用は、WindowsというOSでは当たり前に存在していたウィンドウフレームが存在しないように見える。
Windows 8/8.1では太く感じたウィンドウフレームのボーダーサイズだが、Windows 10テクニカルプレビューになると1ピクセルにまで縮小した。