くらし情報『コロナ禍でSNS拡散『ペイ・フォワード』の奇跡とは? 19年前の関係者を取材』

コロナ禍でSNS拡散『ペイ・フォワード』の奇跡とは? 19年前の関係者を取材

この『ペイ・フォワード』が19年の時を経て、再び注目を集めている。新型コロナウイルス感染拡大の影響により社会活動の自粛が余儀なくされる中、ツイッター上では、「こんな時だからこそペイフォワードの精神で」と助け合いを望む声があふれる。映画の魅力を伝える人やオススメする人、原作の思想を広めようとする人。また、自ら行動を起こす人もいれば、「ペイフォワード」を掲げて医療従事者への支援を展開する企業も。各々の価値観に委ねられた“ペイフォワード”が人と人との結びつきを強め、未曾有の国難を懸命に切り抜けようとする人々の姿が浮かび上がる。

この現象を、同作の関係者はどのように受けとめているのか。ワーナー・ブラザースに問い合わせたところ、日本公開当時に宣伝部だった中村香織氏、加々見綾子氏が電話取材に応じてくれた。邦題に込められた同社の思い、そして公開から19年後に起きた1つの“奇跡”が明らかになった。

○■19年を経て「映画をやっていてよかった」

――中村さんは当時宣伝部で、ポスターや予告編制作などのクリエイティブ部門を担当されていたそうですね。中村:私もこの作品にはすごく思い入れがあります。なんとかヒットさせたいと思って、黄色だったアメリカ版ポスターのキーカラーを作品のピュアな部分が伝わるように白にして、コピーも変えました。

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