2014年10月31日 22:42
S・スタローンが惚れ込んだ才能 -『エクスペンダブルズ3』パトリック・ヒューズ監督
シルベスター・スタローンをはじめ、アーノルド・シュワルツェネッガー、ドルフ・ラングレンらハリウッドのアクションスターが一堂に集結したアクションムービー『エクスペンダブルズ』シリーズの最新作『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(11月1日 日本公開)がいよいよ公開される。同作は第27回東京国際映画祭特別招待作品にも選ばれたことでも注目を集めた。さらに、この作品で注目してほしい点がもうひとつ。監督を務めたパトリック・ヒューズが2010年にサスペンス映画『レッド・ヒル』で長編映画監督デビューしたばかりの新進気鋭の監督であることだ。テレビコマーシャルの監督としてカンヌ広告大賞でゴールドライオンも受賞しているパトリック・ヒューズに話を聞いた。
――長編デビュー作であるサスペンス映画『レッド・ヒル』(2010年)を観たスタローンが惚れ込んで、今回の監督オファーがあったと聞きました。
彼は非常に素晴らしい人で、とてもチャーミングで面白い人だよ。僕のエージェントから「スタローンがあの映画が好きで、君とミーティングをしたいと言っているんだ」と電話があったんだ。
そのとき僕はオーストラリアでテレビCMを撮っていたんだけど、すぐにロサンゼルスに飛んで彼と会った。