2014年11月5日 12:40
IPAの今月の呼びかけ(11月) - 遠隔操作ソフトのインストールに注意を
国民生活センターは、少しでも疑問に思ったら、最寄りの消費生活センターに相談してほしいとのことだ。
○遠隔操作された場合のリスク
2014年4月の事件では、メール内容や保存していた写真のの閲覧、なりすましを行い、SNSなどへの書き込みが行われた。さらに、年齢などを偽っていたことが知れると脅迫なども行い始めた。
遠隔操作ソフトであるが合法なソフトもあるので、セキュリティ対策ソフトでは検知されないこともある。しかし、PCの挙動を注意深くみることで、発見することも不可能ではない。具体的には、
勝手にマウスカーソルが動く、ウィンドウが開く
ファイルが増える(または減る)
といったものである。遠隔操作ソフトが疑われる場合、PCから離れず、不審な動きがないか画面に注意を払うことが求められる。しかし、遠隔操作を行う攻撃者が、被害者の操作内容や画面を見ているだけということもある。
必ずしも、不審な動きがあるとは限らない点にも注意してほしい。
○遠隔操作ソフトを利用したサービスを受ける際の注意点
遠隔操作ソフトを利用する流れは、図4のようになる。
これをふまえ、IPAでは、遠隔操作ソフトによるサービスを受ける場合の注意点について、以下をあげている。