くらし情報『SC14 - 日本人初、東工大の松岡教授が「Sidney Fernbach賞」を受賞』

2014年12月1日 11:30

SC14 - 日本人初、東工大の松岡教授が「Sidney Fernbach賞」を受賞

SC14 - 日本人初、東工大の松岡教授が「Sidney Fernbach賞」を受賞
「Sidney Fernbach賞」は、HPCの革新的な使い方を行ったという業績に対して贈られる賞である。今年のSidney Fernbach賞は東京工業大学(東工大)でTSUBAMEスパコンを開発してきた松岡聡 教授に贈られた。

「Seymour Cray Computer Engineering賞」は、主にメーカーで優れたスパコンの開発に大きな貢献をしてきた人に与えられ、過去に、元NECの渡辺氏、元富士通の三浦氏が受賞したことがあるが、Sidney Fernbach賞の受賞は、松岡教授が日本人としては初である。

「Ken Kennedy賞」、「Sidney Fernbach賞」、「Seymour Cray賞」の受賞者は、SCで記念講演を行うのが決まりとなっており、SC14において松岡教授が講演を行った。

松岡先生は、1992年ころには東京大学の米澤研究室で、旧電子技術総合研究所の作った80ノードの「EM-4」や富士通研究所が開発し富士通が商品化した512ノードの「AP1000」を使って並列処理システムのソフトウェア研究を行っていた。単一の巨大ベクトルマシンが主流のその時代には、それは主流ではなく、風変りな変な研究と見られていた。

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