2014年12月1日 11:30
SC14 - Gordon Bell氏による半世紀におよぶスパコンの歴史の回想
振り返ってみると、Univacの「LARC」とIBMの「Stretch」、そしてManchester大学の「Atlas」が科学技術計算用のスーパーコンピュータというクラスのマシンを作り上げた。
次の1960年のLARCの写真は貴重なもので、Sidney Fernbach賞のFernbach、当時はローレンスリバモア研究所の所長ではなかったかと思われるが、後に国防長官になったHarold Brown、水爆の父と呼ばれるEdward Tellerが並んで写っている。そして、LARCに対抗してIBMが作ったのが、次の写真のStretch(IBM 7030)である。
その次はManchester大のAtlasで、Ferrantiが製造し、毎秒100万命令を実行できる素晴らしマシンであったとBell氏は回想している。
そしてプログラミングには「FORTRAN」が作られた。FORTRANは1957年にIBM 704用のコンパイラがリリースされ、1960年の仕様化から、最近ではFORTRAN 2008が作られており、現在も現役の言語である。
そして、CDC(Control Data Corp.)