2014年12月5日 07:30
脱社畜的「会社の歩き方」 (24) プライベートを死守するために気をつけたい3つのこと
一人前になってはじめてプライベートが確保できるといったような意見は、人生の最大の価値を仕事に置く考え方から発せられているものにすぎず、結局は社畜の理屈でしかありません。
○メリハリのない働き方では仕事の質も低下する
そもそも、プライベートを一切考えないような働き方は、仕事の質自体も低下させます。
人間は時間が潤沢にあると思うと、ついついそれをギリギリまで使ってしまいます。「この仕事は土日を使って片付ければいい」といったようなプライベートを犠牲にする働き方が癖になってしまうと、結果的に効率の悪い働き方しかできない「仕事ができない人」になってしまうおそれすらあります。仕事の質を担保するためにも、「プライベートを死守する」気持ちはつねに持ち続けなければいけません。
プライベートを死守するために、いくつか気をつけておきたいことがあります。今回はそれらを3つ紹介したいと思います。
○会社の「外」の人間関係を大切にする
まず1つ目は、会社の外の人間関係、つまりプライベートの人間関係を大切にすることです。
たまにプライベートでも会社の同僚とばかり遊びに行っている人を見かけますが、これはあまり褒められたものではありません。