くらし情報『日本のラーメンは水戸黄門から!? 茨城県「水戸藩らーめん」は素材もスゴい!』

2014年12月12日 11:00

日本のラーメンは水戸黄門から!? 茨城県「水戸藩らーめん」は素材もスゴい!

日本のラーメンは水戸黄門から!? 茨城県「水戸藩らーめん」は素材もスゴい!
時代劇「水戸黄門」で知られる水戸黄門は、日本で初めてラーメンを作らせて食べ、のちには自分でも作るようになった人物とされている。ラーメンを普通に食べるようになる300年も前の話だ。そんな、ロマンあふれる「水戸藩らーめん」を実際に食べてみることにした!

○水戸黄門はグルメで"変わり者"

水戸黄門で知られる徳川光圀(1628~1701年)は進取の気象に富んだ人物だったらしく、ラーメン、餃子、牛乳、チーズ、ワインなどを好んだそうだ。日本でラーメンが定着し始めたのは明治の中頃と言われているので、300年くらい時代を先んじていたらしい。300年時代を先んじると、もう流行とかとは完全に無関係。きっと、ちょっとした"変わり者"だったのだろう。

光圀は、長崎に亡命していた明朝の儒学者「朱舜水(しゅしゅんすい)」を水戸藩に招き、教えを請うた。朱舜水は芥川龍之介の『歯車』にも名前が出てくる人物で、学問だけでなく漢方にも精通していたという。


この朱舜水が水戸黄門に伝えた料理、それがラーメンである。しかも、ただのラーメンではない。麺に小麦だけでなく、レンコンを混ぜて使っているのである。レンコンの粉は、中国から長崎を経由して取り寄せるといったこだわりっぷりである。

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