くらし情報『庵野秀明「ガンダムが成功したのは2人の存在が大きい」-『安彦良和・板野一郎原撮集』"動く原画"を力説』

2014年12月14日 20:00

庵野秀明「ガンダムが成功したのは2人の存在が大きい」-『安彦良和・板野一郎原撮集』"動く原画"を力説

と両氏の功績を称えた。ほかにも、これまで原画集に収録されていなかった貴重な原画も登場し、視聴者を驚かせた。

アニメ特撮研究家の氷川氏が注目ポイントを紹介する「氷川の二度見」のコーナーでは、"安全フレーム"をテーマについて講釈。安全フレームとは、本来の撮影フレームのさらに内側にあるひとまわり小さく四隅が丸いフレームのことを言い、当時は曲面のブラウン管TV受像器が主流で、映る範囲がまちまちだったため、どのTVでも共通に映る範囲として"安全フレーム"が設定されていたという。

氷川氏は「安彦さんのカットは撮影フレームと安全フレームの両方でレイアウトが成り立っている。その職人技に注目してほしいです」と力説し、「通常は安全フレームを映像として見る機会はないため、今回の原撮集ならではの見どころとなっています」と語る。すると庵野氏も「『エヴァ』のアスカのパンチラ(TVシリーズ第八話)は安全フレームの外だったんです。危ないものは安全フレームの外に。
安全フレームの正しい使い方です(笑)」と、安全フレームのエピソードを披露した。

番組の最後には、庵野氏と氷川氏に対してさまざまな質問が投げかけられた。「お二人の出会いは?」

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