2014年12月15日 21:48
アップルストアでプログラミングに入門 - Hour of Codeワークショップと普及への課題
そして、繰り返し(for)や、条件設定(while)といった、プログラミングの行数をより短くシンプルにするための仕組みを活用し、「前方に移動する」を「5回繰り返す」といったプログラムを作れるようになるところで、1時間のワークショップは終了した。
○正解は一つではない世界
各問題には、学ぶべきコードの書き方に関する「狙い」が用意されている。プログラミングには、より短い行数で仕上げた方が良いという価値観があるからだ。しかし、鳥のキャラクターが、5マス先の緑のキャラクターにたどり着ければ、どんな書き方をしても正解なのだ。
前述の「前方に移動する」というブロックを5つ並べてももちろんよい。あるいは「前方に移動する」を「5回繰り返す」という繰り返しを使う方法もある。さらに、「前方に移動する」を「緑の豚にぶつかるまで繰り返す」という条件を設定することも可能だ。答えは1つではなく、様々なやり方が存在する。
つまり答えにたどり着く自由な発想が許されている世界だ、ということも、ワークショップの中で子どもたちに伝えられた。
画面内のブロックで組み立てるコードで、鳥が指示通り動いてくれること、その動き方を自分で自由に決められる。