2014年12月15日 21:48
アップルストアでプログラミングに入門 - Hour of Codeワークショップと普及への課題
プログラミングの楽しさを体験した子どもたちは「面白かった」「考え方が変わった」「不思議な体験をした」という感想を、目を輝かせながら述べていた。
○プログラミングの普及に向けて
今回活用したCode.orgのHour of Codeはプログラミングの初期導入の教材だった。そのため、マウスやタッチパネルの画面でブロックを組み立てればできあがる仕組みであった。
良い機能だなと思ったのは、ブロックを組み立てたプログラムが正解すると、自分で組み立てたブロックが実際のJavaScriptではどのような表現になるのか、というコードを表示する機能が付いていた点だ。
例えば「繰り返し」はforで表現され、「条件」はwhileで表現される。またこれらを使うと格段にプログラムの行数が減ることも分かるのだ。こうして、実現ごとの関連性を意識させながら、より複雑なプログラムへと少しずつ進歩していくことができるようになる。
今回のワークショップを見ていても、プログラミングが初めてだ、という子どもたちであっても、途中からはアップルストアのスタッフの説明を待たずにすいすいステージをクリアしながら進んでいく様子が見受けられた。