俳優の川口春奈が主演、木南晴夏、畑芽育が共演する、TBS系金曜ドラマ『9ボーダー』(毎週金曜後10:00)の第2話が26日に放送され、声優の緒方恵美がゲスト出演した。本作は、19歳、29歳、39歳と、いわゆる「大台」を迎える前のラストイヤー=「9ボーダー」真っ只中の3姉妹が、父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結。「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を、完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリーだ。緒方が演じたのは、畑芽育演じる大庭家の三女・八海が相談に訪れる占いの館の占い師・平松琴子(ひらまつ・ことこ)。クールでミステリアス、そして一癖ある占い師・琴子を見事に演じ、19歳での結婚に悩む八海に対し、「ありです。今や人生、適齢期なんてない。好きなときに学べるし、やりたいことが見つかったらそのときに職を探せばいい。でも結婚は相手あってこそ。貯金と結婚はできるうちにしとけです」という名言を授けた。視聴者からは「緒方さんイケボ過ぎて大好きです」「いきなり緒方御大出てきて吹いてしまったワイ」「ゲンドウのポーズしてる!」「ワイも緒方恵美さまの占い通いたい。イケボに気を取られて、内容入ってこなそうだけど」「緒方恵美さん!イイな!ほんとイイ声な!」「僕も緒方さんに占ってもらいたいw」などの声が寄せられている。
2024年04月26日緒方咲さんのインスタグラムをチェーーック!グラビアアイドルの緒方咲さん(29)は股下が85cmもあり、この脚の長さと美脚から“グラドル摩天楼”のニックネームで呼ばれ注目を集めています。先日、自身のインスタグラムにレオタードがお尻に食い込むセクシーショットを数枚公開したところ反響を呼んでいるようです。どんな写真なのか早速チェックしてみましょう!お尻食い込みレオタードバックショット他公開「履いてる?履いてないの?」 この投稿をInstagramで見る 緒方 咲 Saki Ogata さきちぃ(@chaaansaki)がシェアした投稿 レオタードが激しくお尻に食い込んでいる大胆衣装で振り向く咲さん。他にも刺激的なポーズが続き、これを見たフォロワーからは「カッコいい~!!」「いい臀部してんなぁ~」「脚フェチにはたまらんです」と咲さんの攻めたポージングに称賛のコメントが続々と寄せられていました。4年ぶりの写真集『金字塔』が9月29日に発売になったばかり。次はどんな活躍を見せてくれるのか楽しみですね!
2023年10月24日スマホが普及してから、飲食店や旅行など、さまざまな予約が簡単にできるようになりました。タクシーの予約も、専用のアプリを使えば空いた時間にサッと取ることができます。指定した場所まで迎えに来てくれるため、人で混雑するスポットを避けて乗り込むことができる点も便利でしょう。緒方恵美がタクシー予約で嫌な体験声優の緒方恵美さんは、2023年7月22日にTwitterアカウントを更新。アプリでタクシーを予約した日に、嫌な目に遭ったといいます。その日、東京都渋谷区にいた緒方さんは、予約車両ナンバーのタクシーが来たため乗り込もうとしました。すると、年配の男性が脇から「え、俺が乗るんじゃないの?」というではありませんか!きっと男性は、「自分のほうが先にタクシーを見つけた」と思い、腹を立てたのでしょう。「私が予約してた車です」と告げて緒方さんがタクシーに乗ると、男性は窓ごしに中指を立て、罵声を浴びせたのです。アプリでタクシーを呼び、予約車両ナンバーの車が来たので乗り込もうとしたら、脇から「え、俺が乗るんじゃないの?」という人が。私が予約してた車ですと告げて乗ったら、窓ごしに中指たてて罵声を浴びせられたんですけど。…なんなんおじさん?よっぱらってるんか。代々木八幡にいたあなただよ。— 緒方恵美@洋楽ライブM’sBAR8/12開催 (@Megumi_Ogata) July 20, 2023 スマホが普及する以前に主流だった『タクシーに乗る方法』には、電話予約と専用の乗り場に並ぶ以外に、もう1つありました。それが、空車のタクシーに手を挙げてアピールし、乗り込む方法です。スマホで予約できるようになって減ったかもしれませんが、2023年現在でも、この方法でタクシーを利用する人は少なくありません。タクシーをスマホで予約したことがない人からすると、なぜほかの人が先に乗り込むのかが分からず、「自分こそが横取りされた」と感じるポイントになっていることでしょう。緒方さんの災難は反響を呼び、さまざまな声が寄せられました。・私も予約したタクシーが来た時、近くにいた人に「こっちが先に見つけた」とかいわれ、横取りされそうになったことがあります!・タクシー運転手をしていた時、アプリでの配車で、同様のトラブルがたまにありました。名前や予約番号などの確認が大切です。・アプリでのタクシー予約を知らない世代の人は、けっこういると思う。もっと認知されるといいね。・便利になっていく世の中について行かないと、いつ自分が『中指を立てるおじさん』側になるか、分からないので気を付けたいです!また、「予約済みのタクシーは、もっとひと目で分かる仕様になってほしい」という要望も。無用なトラブルを避けるため、アプリでの予約を普及するのにあわせて、勘違いが起きにくい仕組み作りも必要なのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年07月22日グラビアアイドルの緒方咲がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『恋の花が咲く』(発売中 4,180円税込 発売元:ギルド)の発売記念イベントを行った。2018年4月に発表したグラビアデビュー作となる1stDVD『Debut!』で168cmの高身長に85cmのFカップバストと股下85cmという抜群のプロポーションを披露した緒方咲。『週刊プレイボーイ』の美脚番付では東の横綱に、そしてファンの間では股下の長さから"グラドル摩天楼"のニックネームで呼ばれるなど、グラビア界を沸かせている。そんな彼女の最新作は、CAに扮して義理の弟を誘惑するというシチュエーションもの。セクシーな衣装や水着を着用しながら自慢の凹凸ボディーを披露している。胸元全開のセクシーなハイレグ水着姿で報道陣の取材に応じた緒方は「CAという設定なんですが、お互いの親が結婚して血の繋がっていない弟ができ、その男の子をセクシーに誘惑するというストーリーとなっています」とDVDのストーリーは禁断の恋が描かれているそうで、「表紙にもなっている変形しすぎの水着を着て弟とプールに入りました。どうなったかはお楽しみですが、一歩間違えたらという感じでしたね(笑)」と際どさを強調。セクシーなシーンは「ベッドのシーンです。最初は弟から悪戯をされるんですが、私がお姉さんなので逆に誘惑しちゃいました」と積極的な緒方が見られるそうで、「私には実際に弟がいませんが、もしいたら『お姉ちゃんの水着どう?』と言ってからかうかもしれませんね」と笑顔を見せた。同DVDは今年2月に発売され、イベントも3月に開催予定だったが、コロナ禍の影響で延びに延びてようやくこの日に開催された。「中止になっちゃうのかな? と心配していたので、こうやってイベントができることになって本当にうれしいです」と話し、「自粛期間中は本当に巣ごもり状態でした。時間があったので料理を覚えたりして、簡単なパンが作れるようになりました」と自粛期間は充実した時間を過ごせたという。気になる自粛太りは「結構太りしましたね。でもその分、胸が大きくなりました(笑)。これから再スタートじゃないですけど、気を引き締めて頑張りたいと思います」と意欲を見せていた。
2020年06月22日グラビアアイドルの緒方咲が、最新イメージDVD『憧れ先輩上司と出張相部屋』(発売中 4,180円税込 発売元:竹書房)をリリースした。2018年4月に発表したグラビアデビュー作の1stDVD『Debut!』で168cmの高身長に85cmのFカップバストと股下85cmという抜群のプロポーションを披露した緒方咲。『週刊プレイボーイ』の美脚番付では東の横綱に、そしてファンの間では股下の長さから"グラドル摩天楼"のニックネームで人気を博している。最新作では、さらに増した大人の色気を大量に放出している。今回の設定は後輩の男性社員を誘惑するというエッチなOL役。オフィスや出張先、自宅など様々な場所で視聴者を見立てた後輩社員を色気たっぷりでリードする。特にOLをイメージさせるオフィスでは、スーツ姿からFカップのバストがお目見えするなど、日常と非日常のギャップを堪能できる見どころのシーンとなっている。
2020年06月07日グラビアアイドルの緒方咲が、最新イメージDVD『恋の花が咲く』(4,180円税込 発売元:ギルド)をリリースした。2018年4月に発表したグラビアデビュー作となる1stDVD『Debut!』で168cmの高身長に85cmのFカップバストと股下85cmという抜群のプロポーションを披露した緒方咲。雑誌『週刊プレイボーイ』の美脚番付では東の横綱に、そしてファンの間では股下の長さから"グラドル摩天楼"のニックネームで人気を博している。そんな彼女の最新作は、年下の男の子を誘惑するというシチュエーションもので、セクシーな衣装や水着を着用しながら凹凸ボディーを披露している。設定的には年上の女性役ということで、男の子をリードする積極的な女性役を熱演。時にはその積極さが大胆すぎ、バスルームや部屋、車内では過激な仕草やポーズを見せて視聴者を誘惑する。特に夜のベッドのシーンは、興奮度も最高潮だ。美脚に視線がいきがちだが、今回はバストにもフィーチャー。自らバストを揉みながら柔らかいバストを強調するなど、バストフェチにはたまらないシーンも収録されている。なお、同DVDの発売を記念したイベントが3月8日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA 1号店 サブカル・モバイル館6F(12:00~)で開催予定(イベントは中止の可能性あり)。
2020年03月06日10月29日、親交の深かった緒方貞子さんの葬儀が営まれ、美智子さまは葬儀が始まる前に弔問された。祭壇には上皇ご夫妻から贈られた花が飾られていた。お2人の交流のはじまりは、美智子さまが高校生だった70年ほど前にさかのぼるという。美智子さまの児童文学を通じての知人で、ジャーナリストとして皇室を取材してきたメディア・プロデューサーの渡邊満子さんは言う。「上皇后さまと緒方さんは、先輩後輩であると同時に『サダ』『ミチ』と呼び合われて、上皇后さまが皇室に嫁がれてからも強い信頼関係で結ばれていました。聖心女子大学初代学長のマザー・ブリットは『世の中の役に立つ女性を育てたい』という教育方針を掲げました。上皇后さまと緒方さんは、その方針を体現するように世の中のために活躍されてきたのです。まさに“日本の誇り”とも呼べる女性たちであると思います」緒方さんが国連難民高等弁務官に就任した’91年、クルド難民危機が起こった。湾岸戦争によりイラク国内で迫害を受けた100万人を超えるクルド人が、イラクとトルコの国境地帯に取り残されたのだ。国際条約上、国境を越えなければ難民として支援できない。しかし緒方さんはイラク国内のクルド人への支援を決断。揺るがない人道主義を貫いた。安全な場所から指示を出すのではなく、自ら防弾チョッキを着てイラク北部やボスニア・ヘルツェゴビナといった紛争地に出かけ、大規模な救援作戦を指揮する。その行動力は国際的な尊敬を集めた。そうした緒方さんの活躍を美智子さまも気にかけてこられた。’92年のお誕生日に際しては「この一年で印象深かったこと」として《緒方貞子さんの難民高等弁務官のお仕事》を真っ先に挙げられた。「天皇皇后時代の上皇陛下と上皇后さまは、御所に何度も緒方さんを招かれて世界情勢や国連の活動などについて繰り返しお話を聞かれていました。ご自身たちに何ができるかお考えになって、海外青年協力隊などのボランティアで活動している方たちにお会いになり励まされてもいます」(前出・渡邊さん)緒方さんは『文藝春秋』(’03年11月号)に寄稿した文章のなかで、その当時の美智子さまについて、こう記している。《難民やその地域について、恐らく日本で一番ご理解をいただいていると申しても過言ではないでしょう》日本の皇后として世界の悲惨な現状を心配されてきた美智子さま。日本人として国際平和に貢献し続けた緒方さん。二人はお互いをリスペクトし合っていたのだ。上皇陛下が即位され、美智子さまが皇后になられたのは’89年。緒方さんが難民救済や発展途上国への支援に打ち込まれているのと時期を同じくして、美智子さまも人々の平和と安全を願って、行動を示されていた。上皇陛下とご一緒に激戦の地をお訪ねになり、太平洋戦争の犠牲となった戦没者を全身全霊で慰霊する旅を続けられた。そして、日本が災害に見舞われれば、いち早く被災地に足を運ばれて、多くの被災者を前に膝をつき、同じ目線でお見舞いの言葉をかけられた。その行動は“平成流”と呼ばれ、皇室が国民に寄り添い続けることで、甚大な災害が相次いだ日本を大いに勇気づけたのだ。「美智子さまと緒方さんは自分のことを顧みず、弱者のために力を尽くすことを、人間の最高の美徳として、共通の道を歩まれた女性だと思います。緒方さんが天国に召されたことで、美智子さまはとても大きな喪失感を抱かれていらっしゃるでしょう」(前出・渡邊さん)美智子さまの“涙の弔問”には、緒方さんと夢見た平和への思いもこめられていたことだろう。
2019年11月08日グラビアアイドルの緒方咲が、最新イメージDVD&ブルーレイ『Seventh Heaven』(DVD:4,180円税込 ブルーレイ:5,280円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)をリリースした。昨年4月に発表したグラビアデビュー作となる1stDVD『Debut!』で168cmの高身長に85cmのFカップバストと股下85cmという抜群のプロポーションを披露した緒方咲。『週刊プレイボーイ』の美脚番付では東の横綱に、そしてファンの間では股下の長さから"グラドル摩天楼"のニックネームで人気を博している。そんな彼女の最新作は、海外ロケとなるバリ島で撮影。今作もギリギリまで攻めるなど、大胆なシーンに果敢にチャレンジしている。今回のキャラクター設定は看護師。しかも随所で攻められ、ベッドの上で白衣を脱ぎ捨て、セクシーな下着風水着に様変わりするなど刺激的な作品となっている。なお、同DVDの発売を記念したイベントが11月2日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA1号店 サブカル・モバイル館6F(18:00~)で開催される。
2019年10月31日グラビアアイドルの緒方咲がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『いたずら摩天楼』(発売中 DVD:4,104円税込 発売元:双葉社)の発売記念イベントを行った。昨年4月に発表したグラビアデビュー作となる1stDVD『Debut!』で168cmの高身長に85cmのFカップバストと股下85cmという抜群のプロポーションを披露した緒方咲。『週刊プレイボーイ』の美脚番付では東の横綱に、そしてファンの間では股下の長さから"グラドル摩天楼"のニックネームで人気を博している。そして、今年早くも3作目となる最新DVD『いたずら摩天楼』をリリース。キャビンアテンダントに扮した緒方がスケベな機長のエッチな要求に応えるという、男性の妄想を映像化した内容で、緒方曰く「過去一番エロい作品」だという。バニーガールを意識したセクシーな衣装を着用して報道陣の取材に応じた緒方は「今回は初めてCAさんの役をやらせていただきましたが、機長の要求に応えるような男の人なら誰でも妄想するような内容になっています」と最新作を紹介し、「ジャケットに掲載されているY字形超ハイレグ水着は、私の股下をいかしたシーンで見どころだと思います。それとワンピースを着たシーンでは、足でワインの瓶を転がしたんですが、それが難しくて足がつりそうになりました(笑)」と撮影を振り返った。Y字形超ハイレグ水着を着たシーンでは「1mmズレたらヤバイ感じで、身体を動かす時に股の裏地がめくれたりしました。そこは見てのお楽しみです」とハプニングもあったという。今回のDVDでは縛りのシーンにもチャレンジ。初めての体験だったようで「ずっと縛られたかったので縛られてうれしかったです(笑)。私が見ても興奮しちゃったじゃないですけど、すごくいい映像が撮れて満足ですね」と笑顔を見せ、SかMか聞かれると「Mと言われているんですけど、実はSもやってみたいんですね。殴ったらうれしくて喜ぶようなドMくんを縛りたいです。逆に私はドMなところがあるので、ドSな方なら誰にでも縛られたいです(笑)」と話していた。
2019年08月28日グラビアアイドルの緒方咲が、最新イメージDVD『いたずら摩天楼』(DVD:4,104円税込 発売元:双葉社)をリリースした。昨年4月に発表したグラビアデビュー作となる1stDVD『Debut!』で168cmの高身長に85cmのFカップバストと股下85cmという抜群のプロポーションを披露した緒方咲。雑誌『週刊プレイボーイ』の美脚番付では東の横綱に、そしてファンの間では股下の長さから"グラドル摩天楼"のニックネームで人気を博している。そんな彼女が、今年早くも3作目となる最新DVD『いたずら摩天楼』をリリース。キャビンアテンダントに扮した緒方がな機長の要求に応えるという、男性の妄想を映像化した内容になっている。見どころは何といっても緒方の水着姿。現在のグラビア界で流行っているY字形の超ハイレグ変形水着はもちろん、マイクロ眼帯水着といった露出度の高い水着姿で自慢のFカップと美脚を披露している。さらに、赤いオープンブラ的な水着を着用した夜のベッドのシーンでは、四つん這いになって飴を舐めたり拘束プレイに興じるなど、息遣いも激しくなっていく。なお、同DVDの発売を記念したイベントが8月25日、東京・秋葉原のソフマップAKIBA④号店 アミューズメント館(14:00~)で開催される。
2019年08月23日グラビアアイドルの緒方咲が5月1日、東京・浅草橋の東京Lilyで最新イメージDVD&ブルーレイ『ご主人様とメイドさん』(ともに発売中 DVD:4,104円税込 ブルーレイ:5,184円税込 発売元:竹書房)の発売記念イベントを行った。昨年4月に発表したグラビアデビュー作となる1stDVD『Debut!』で168cmの高身長に85cmのFカップバストと股下85cmという抜群のプロポーションを披露してグラドルファンを沸かせた緒方咲。5枚目となる同DVDは、今年2月に都内で撮影された。表紙からも想像できるように、ご主人様に従順なメイドを緒方が熱演しており、これまでにないセクシーなシーンに挑戦した意欲作となっている。脚を強調したハイレグ水着を着用して報道陣の取材に応じた緒方。「今回はメイドさんとご主人様のストーリーとなっています。私がメイドになってご主人様の言うことを聞くんですが、お仕置きで牢屋に入れられ、ベッドの上で赤い紐を縛られたシーンがすごく印象に残っています」と最新作を振り返った。緒方が印象に残ったというご主人様に拘束されたシーンでは、縛り以外にも目隠しをされているという。「ドSなご主人様に悪戯されちゃったので、ドMな私が見られると思います。このシーンではM字開脚もしていて、すごくエロいんですよ(笑)」とセクシーアピールした。また、拘束プレイ以外にも全身ローションまみれになったりセクシーなダンスを披露するなど、これまでにないセクシーなシーンを見せており、「本当に今回はギリギリを攻めました。舐めるシーンも多いので、皆さんには満足していただけると思います!」と自信を見せた。紐で手を結ばれたのは、プライベートも含めて同DVDの撮影が初体験だという。「目隠しは結構あったんですけど、赤い紐で結ばれたのは初めてでしたね。不思議な体験で楽しかったです」と振り返り、「ハマった部分もありました。そういうエッチな感じというか、好きな部分でもあるので、ノリノリでやってしまいました(笑)」と告白。撮影でハマってしまったのか、「プライベートでもドSな男性にしてもらいたいですね(笑)」と話していた。
2019年05月04日俳優の菅田将暉が16日、都内で行われた映画『シャザム!』(4月19日公開)の吹替版完成披露試写会イベントに、声優の緒方恵美、阪口大助、平野綾と共に登壇した。DCコミックスを原作とする同作は、見た目は大人、中身は子供という“悪ガキ”ヒーローの物語。いまどきの悪ガキ、ビリー・バットソンはある日、謎の魔術師から「選ばれし者よ…」と言われてスーパーパワーをゲットし、悪ノリ全開でスーパーパワーを無駄遣い。だが、遊んでいられない事態になり、スーパーヒーローとして最凶の敵に立ち向かう。菅田は、福田雄一監督が監修・演出を務める日本語吹き替え版で、シャザムの吹き替えを担当。初の洋画吹き替えに挑戦したが、オファーを受けたときの心境を聞かれると「びっくりしました。ついこの間ですもん、オファー来たの。その頃には予告が流れていて、『見に行こう』って思っていた2日後にオファーが来て、『まだとってないの!?』って。こんな大きい話だと思っていなかったので、逆に悩みました。詐欺じゃないかって」と打ち明け、「光栄です」と加えた。また、映画にちなんで子供時代に抱いていた夢の話になり、主人公ビリーの声を担当した緒方が「数学の先生になりたかった」と明かすと、菅田も「え! 一緒! 同じです。びっくりした。数学の教師志望でした」と驚きながら告白。緒方は「先生になったじゃないですか、美術だけど」と、菅田が主演を務めた日本テレビ系ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』に触れ、会場から笑いが起こった。左から平野綾、阪口大助、菅田将暉、緒方恵美
2019年04月16日7月10日(火)放送の 「ありえへん∞世界」は、2時間のスペシャル版を放送。緒方恵美、小野賢章、神谷浩史、谷山紀章、浪川大輔、平田広明、三石琴乃、悠木碧と、人気実力派声優陣が再現ドラマのボイスオーバーを務めることが分かった。「本当にあった!世界のありえへん衝撃事件」「事件です!〇〇人の生態調査&意表を突く大調査」を放送する今回。これまでも本番組では様々な人気声優陣がボイスオーバーを担当。今回は、緒方恵美(「新世紀エヴァンゲリオン」「カードキャプターさくら」)、小野賢章(「黒子のバスケ」黒子テツヤ役)、神谷浩史(「夏目友人帳」「進撃の巨人」)、谷山紀章(「うたの☆プリンスさまっ♪ 」シリーズ)、浪川大輔(「ルパン三世」「機動戦士ガンダム00」)、平田広明(「ONE PIECE」サンジ役)、三石琴乃(「美少女戦士セーラームーン」「新世紀エヴァンゲリオン」)、そして悠木碧(「魔法少女まどか☆マギカ」鹿目まどか役)と、誰もが一度はその声を聴いたことがある声優陣が務める。「本当にあった!世界のありえへん衝撃事件」にて、指名手配犯が次々逮捕される事態発生!その裏に隠された衝撃の事実に迫るドラマには、平田さん、神谷さん、谷山さん、小野さん、悠木さん、浪川さん、緒方さんが。幼い息子が脳腫瘍に…一家が迎えた衝撃の結末を描くドラマには、浪川さん、三石さん、緒方さん、神谷さん、悠木さん、谷山さん。さらに、浮気現場に直接乗り込む海外の番組「チーターズ」にて、「お父さんが病気で看病するから無理と誘いを断るようになり、浮気を疑い番組に依頼!ありえへん衝撃の修羅場が!」に三石さん、平田さん、小野さん、悠木さん。「妻が自分の親友と仲良くしているのを不審に思い番組に依頼!衝撃的な修羅場に!」に浪川さん、緒方さん、神谷さん、谷山さん、悠木さんが出演する。(※声の配役については変更の可能性有)ほかにも番組では、埼玉県ふじみ野市、隣の「富士見市」と名前が似すぎてややこしい事件の調査、様々な地域で出会った人々の自宅の価値をガチで調査など、盛りだくさんな内容となっている。「ありえへん∞世界 2時間SP」は7月10日(火)18時55分~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2018年07月09日グラビアアイドルの緒方咲がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『Debut!』(発売中 4,104円税込 発売元:竹書房)の発売記念イベントを行った。DVD『Debut!』の発売記念イベントを行った緒方咲同DVDがグラビアデビュー作となる緒方咲は、168cmの高身長に85cmのFカップバストと股下85cmという抜群のプロポーションが魅力の23歳。そんな彼女の魅力が詰まった同DVDは、今年2月にバリ島で撮影され、男性とバリ旅行を楽しむというストーリー仕立てとなっている。アーミーコスプレを羽織ってイベント会場に登場した緒方は「本当にDVDを出すことが念願だったので、やっと出来たな! という感じです。メチャクチャうれしいですね」と初めてのDVDに満足げで、「内容は男の子と一緒にバリへ旅行に行って、2人の時間を楽しむというストーリーとなっています。本当にいろんなシーンがあり、どれも好きなんですが、オススメは黒のV字ハイレグ水着。そのシーンが一番気に入っています」と自身の作品を紹介。初めてのDVDでいきなり拘束されるシーンにも果敢にチャレンジしており、「プライベートも含めて初めての体験でした。エロいのは好きなので、悪くなかったですね(笑)」と満更でもない様子だったが、「そのシーンではベッドとベッドの間に挟まってM字開脚みたいに座ったんです。下から股をライトで光らせなければいけなくて、さすがにそこは恥ずかしかったです」と振り返った。2016年11月に所属事務所に入り、芸能活動をスタートさせた緒方。事務所の先輩には"尻職人"こと倉持由香らが所属している。尊敬するグラドルを「岸明日香さんです。めちゃくちゃ一目惚れですね。あんな天才な身体をどうやったら手に入るんだろうと思います」と他の事務所に所属する岸の名前をあげた緒方に「倉持さんじゃないんですか?」と問い掛けると「倉持さんはもちろん尊敬していますよ。いつもアドバイスもくれますし。手が届かなすぎて……。岸明日香さんも届かないんですけどね(笑)」と慌てていた。
2018年05月07日SIMPLICITY代表・緒方慎一郎とプラントアーティスト・川本諭による共著『拈華(ねんげ)』が刊行される。本書は2016年4月、緒方 慎一郎が亭主を務める八雲茶寮において開催した緒方 慎一郎と川本 諭による二人展の作品を「静と動」の視点で写真に収めたもの。「現代における日本の文化創造」をコンセプトに、様々なかたちで日本の表現を試みる緒方 慎一郎が、川本 諭とともに挑んだ生け花でもフラワーアレンジメントでもない現代の花の軌跡である。ねん - げ【拈華】「拈華微笑(ねんげみしょう)」の故事より引用。霊鷲山で説法をした釈迦が花を拈って大衆に示したところ、摩訶迦葉だけがその意を悟って微笑し、仏教の真理が無言のうちに伝授されたことをいう。以心伝心で法を体得する妙を示す。【書籍情報】『拈華 - nenge -』著者:緒方慎一郎/川本 諭写真:池田裕一/小松原英介アートディレクション:緒方慎一郎出版社:株式会社青幻舎208ページ/B5価格:4,000円発売:2017年10月初旬(全国書店にて)
2017年10月18日「カウボーイビバップ」「アニマトリックス」などで知られる渡辺信一郎監督が、ハリウッドからオファーを受けて製作した『ブレードランナー 2049』の前日譚となる短編アニメ「ブレードランナー ブラックアウト2022」。その本編がついに完成し、コンセプトアートとともに、本日“20時49分”より世界に先駆けて初お披露目された。この短編アニメは、前作の舞台である2019年から本作の2049年にいたるまでの“空白の30年間”において、重要な鍵を握る2022年に発生した“大停電(ブラックアウト)”が語られる。このたび到着したコンセプトアートは、近未来的な世界観はそのままに、渡辺監督ならではのシャープな感性とスタイリッシュさが加わったビジュアル。その圧倒的なビジュアルは、実写を凌ぐほどの臨場感だ。さらに、渡辺監督が「アニメ版を制作するにあたり気をつけたのは、『ブレードランナー』に最大限のリスペクトを払うこと」と語っていたように、元祖『ブレードランナー』にも登場していた、パンアメリカン航空のロゴマークや、知る人ぞ知る“強力わかもと”を彷彿とさせる和装の女性が映る電子広告も確認でき、ディテールの部分も見逃せない。この壮大かつ意味深なコンセプトアートと共に、待望の短編アニメ本編も『ブレードランナー 2049』のタイトルにちなみ、20時49分より日本先行で世界初公開。同作と映画がどのように繋がっていくのか、期待が膨らむ。■「ブレードランナー ブラックアウト2022」ストーリー本作には、謎に包まれた男性イギー(声:松田健一郎)と美少女トリクシー(声:青葉市子)、2人のレプリカントが登場し、“大停電”の驚くべき真相が明らかになる。2022年、労働力として製造された、人間と見分けがつかないほどの人造人間“レプリカント”は寿命を持たないよう改良されていた。そんな彼らが、“人間になるために”起こしたのが“大停電=ブラックアウト”だった。イギーたちは、大停電によって世界中の電子機器をシャットダウンさせ、レプリカントにまつわる全てのデータを抹消することで“人間とレプリカント”の境界線を崩そうとしたのだ。イギーの口から明かされるその衝撃のシナリオに、レプリカントであるはずのトリクシーは、「私たち人間になれるの?」と“ブレードランナー”の根幹を揺るがす言葉を放つ。やがて、彼らの計画が実行されたとき、世界は暗闇に包まれ、電子的なデータはほとんどすべて破損、レプリカントの製造は禁止された。さらに、アニメの中では、このイギーが軍から脱走したレプリカントの1人だったことが明らかに。驚くべきことに、彼と同じく軍から逃げ出したレプリカントとして、映画にも登場するサッパー(演:デイヴ・バウティスタ)が映し出されている。どうやら彼は、映画で明かされる“衝撃の事実”に関わる1人であるようだ。レプリカントの彼らが起こした“人間になるため”の大停電は、その後、どんな影響をもたらしたのか?そのてん末が、映画本編で描かれることになる。『ブレードランナー 2049』は10月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブレードランナー 2049 2017年10月27日より全国にて公開
2017年09月26日500万個以上出荷のベストセラーコスメ、ハリウッド化粧品の酵素パックが進化したスキンケアライン「AUSE(オウセ)」。このメインビジュアルの墨絵のイラストは緒方環さんの作品。使い続けることで日に日に出逢える新しくて美しい素肌。優しくて満たされる、そんな充実した新しい自分との出逢い。働く女性達の輝きを応援する、酵素に着目したスキンケアラインです。■緒方環さんが8月4日より作品展を開催「AUSE(オウセ)」シリーズのイメージイラストを描き下ろしている緒方環さんが8月4日より8月27日まで、青山のJEANPAULKNOTT AOYAMAにて、2017FWコレクションをモチーフにした作品展を開催します。多摩美術大学テキスタイルデザイン科卒業後、渡仏。2年間のパリ滞在を経てフリーのイラストレーターに。そんな緒方さんのイラストは日本女性の美しさ、柔らかさを表現しており、数多くの女性誌やブランドで起用されています。六本木発、MADE IN JAPAN のAUSEシリーズ。ブランドの顔ともなるカタログやショッピングバッグには、主張しすぎない、しかし女性の凛とした自信を感じられる緒方さんの墨画が描かれています。そのイラストの世界、ぜひ間近で感じてみてください。JEANPAULKNOTT AOYAMA住所:東京都港区南青山5-4-3 南青山泉ビルTEL:03-3486-2022(お問い合わせ先)お客様相談室TEL 0120-430-334
2017年08月06日TVアニメ『新妹魔王の契約者BURST』のオープニング・テーマ「Over The Testament」を歌う、石田燿子・織田かおり・美郷あき・緒方恵美によるユニット「Metamorphose」のライブイベント「Metamorphose(メタモルフォーゼ) 幻のファースト・ライブ」が2015年12月20日(日)に東京・渋谷のTSUTAYA O-EASTにて開催される。そこで今回は、ライブを目前に控える「Metamorphose」のメンバーである緒方恵美からのコメントを紹介しよう。■緒方恵美からのコメント1年前からベースの企画は伺っていましたが、まさかこんなカタチで結実しようとは! レコーディング、そしてこんなに早く、ライブを開催するまでになろうとは! 怒濤の展開すぎて、私自身が、まさに『びっくりぽんや…』です(笑)。…が! やると決まったからにはハラを括り、みなさんに楽しんでもらえるようなステージにするべく、今の状態での、最善を尽くす所存です。『幻のファーストライブ』の証人になってください。O-EASTで待ってます!まさに歴史的なライブを予感させる「Metamorphose 幻のファースト・ライブ」だが、新たに当日券の発売が決定! 12月20日の15:00より会場1階のチケット窓口にて販売されるとのことなので、こちらもしっかりチェックしておきたい。○「Metamorphose 幻のファースト・ライブ」開催概要【開催日時】2015年12月20日(日) 16時開場/17時開演【会場】TSUTAYA O-EAST【出演】Metamorphose (石田燿子/織田かおり/美郷あき/緒方恵美)<オープニング・アクト>Dual Flare (TVアニメ『新妹魔王の契約者BURST』エンディング・テーマ歌唱・山田奈都美・山田悠希<トークゲスト>・朝井彩加(成瀬澪役)・ブリドカット セーラ 恵美(野中柚希役)・福原香織(成瀬万理亜役)・野水伊織(野中胡桃役)※出演者は予告なく変更となる場合がある。【チケット】7,500円(税込/ドリンク別) ※入場時に別途ドリンク代500円が必要。※当日券は15:00より会場1階のチケット窓口にて販売される。そのほか詳細はイベント公式サイトをチェックしてほしい。(C)2015 上栖綴人・Nitroplus/KADOKAWA/「新妹魔王の契約者BURST」製作委員会
2015年12月18日イソップ(Aesop)が福岡に直営2号店目にして九州初の路面店、イソップ 福岡店(福岡県福岡市中央区天神2-4-5)をオープンする。同ショップは、緒方慎一郎率いるシンプリシティ(SIMPLICITY)とのコラボレーションによりデザインされた。武士の街としての地元の歴史と調和する空間に仕上げられている。店舗面積56平方メートルの店内には、両側の黒い壁に左右対称になるように棚を配置。白い麻布で覆われた天井から暗いセメントの床を照らし出すなど、素材のコントラストで武士の規律正しい質実剛健さと潔さを表現している。また、中央には武士の大切な武器である刀にインスピレーションを得て、磨かれたスチール製のシンクが設置された。同ショップでは、厳選された植物やラボで開発された高品質の成分を配合したイソップのスキンケア、ヘアケア、ボディケア製品をフルラインアップで展開。高度なトレーニングを受けたイソップのコンサルタントが、ひとりひとりのニーズに最も合ったアイテムを見極めて提案してくれる。
2015年11月22日四季の変化を通じて日々の果子を提案する、東京・銀座の和菓子店「ヒガシヤ(HIGASHIYA)」の社長でクリエイティブディレクター・緒方慎一郎の初となるコンセプトブック『HIGASHIYA』が本日(6月20日)に刊行。同日、これを記念した企画展「HIGASHIYA」が、東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスでスタートする。書籍には、数百年続く日本の伝統“和菓子”の精神を通じて、「菓子(つくる)」「包(そえる)」「茶(ふるまう)」「店(むかえる)」「室礼(くつろぐ)」「同期(つどう)」など様々な角度から表現し、挑戦を続ける緒方慎一郎の軌跡と、そこに漂う哲学や美意識が写真と言葉で綴られている。今回の企画展では、書籍で語られる彼の哲学の一部を抜粋し、言葉と、その思いを形造っているものの数々を展示。自身の哲学を含んだ菓子やパッケージ、器、茶道具などが整然と並ぶ空間からは、2003年の創業以来、「HIGASHIYA」が日本のアイデンティティを再認識させる役割として、今そこにある意味を紐解くことができるはずだ。企画展の開催前日に会場を訪れた緒方氏は、「自分の背景にあるものの考え方や哲学、感性を少人数でいいので共感してもらいたいと思い『HIGASHIYA』をスタートさせた。私はその方々を“同朋”と呼んでいるが、書籍や企画展を通じて1人でも多くの同朋が増えればいいなと思っています。『HIGASHIYA』は、その同朋が集う場、空間、コミュニティーであり、これからもずっと繋がっていきたい」と話していた。【イベント情報】企画展「HIGASHIYA」会場:ポーラ ミュージアム アネックス住所: 東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階会期:6月20日~28日時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)入場無料
2015年06月20日日本の和菓子店「ヒガシヤ(HIGASHIYA)」の社長でクリエイティブディレクターの緒方慎一郎が、初の著書『HIGASHIYA』を6月中旬に刊行する。緒方慎一郎は98年に「シンプリシティ(SIMPLICITY)」を設立し、“現代における日本の文化創造”というコンセプトのもと、和食料理店「八雲茶寮」、「HIGASHI-YAMATokyo」、和菓子店「ヒガシヤ」、プロダクトブランド「Sゝゝ(エス)」などを展開。自社ブランドのみならず、建築、インテリア、プロダクト、グラフィックなど多岐に渡るデザインやディレクションを行っている。同書では、緒方慎一郎が手掛ける和菓子店「ヒガシヤ」にフォーカス。菓子、器、空間など様々な角度から、03年の創業以来、「ヒガシヤ」で緒方慎一郎が表現してきたことを自ら紐解いていく。現代における日本文化の創造や次代へと繋がる日本の伝統など、日本のアイデンティティを再認識できる1冊となっている。また、同書の刊行を記念して6月20日から28日まで、企画展「HIGASHIYA」をポーラ ミュージアム アネックスで開催。様々な角度から日本を表現する緒方慎一郎の哲学が写真と言葉で綴られる。【書籍情報】『HIGASHIYA』著者:緒方慎一郎出版社:青幻舎言語:日本語発刊:2015年価格:3,900円【イベント情報】企画展「HIGASHIYA」会場:ポーラ ミュージアム アネックス住所: 東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階会期:6月20日~28日時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)入場無料
2015年06月11日人気アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』に登場する「緒方智絵里」がフィギュア化され、2015年10月にコトブキヤより発売されることが決定した。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は8,424円(税込)。2015年7月17日よりTVアニメ2ndシーズンの放送も控えている『アイドルマスター シンデレラガールズ』から、クローバー集めが趣味の気弱で控え目なアイドル・緒方智絵里が、1/8スケールフィギュアで立体化。全高は250mmで、原型製作は秋蔵氏が担当している。実際のフィギュアでは、恥ずかしげにポーズを取った可愛らしい瞬間を表現。これで2015年8月発売予定の『双葉杏』(7,344円/税込)、9月発売予定の『三村かな子』(8,424円/税込)と合わせて、ユニット「CANDY ISLAND」の3人が揃い踏みとなる。商品価格は8,424円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発送は、2015年10月を予定。なお「コトブキヤショップ」(秋葉原館、大阪日本橋、オンラインショップ)限定特典として、「ラバーストラップ 緒方智絵里 フィギュアver.」が用意されている。(C)BNEI/PROJECT CINDERELLA
2015年05月12日●JAL・ANA対抗勢力を目指したスカイマークの途中で終わった"プレミアム戦略"1月28日、スカイマークが民事再生法の適用を申請した。いわゆる経営破たんである。世界に数多ある航空会社の経営破たんは特に珍しくなく、日本でもエア・ドゥ(旧北海道国際航空)やソラシドエア(旧スカイネット・アジア航空)など多くの航空会社が同じ経験している。しかし、客室乗務員にミニスカートの制服を着せ、航空機メーカーのエアバス社に総2階建ての豪華な旅客機A380を発注したものの資金不足でキャンセルするなど、多くの話題を振りまいてきたからだろうか。今回は、2010年に民事再生法より制約が厳しい会社更生法を申請して経営破たんしたJAL並みともいえるほど騒がれている。○スカイマーク全盛期その一方で、経営破たんのストーリーそのものはいたってシンプルだ。2004年、スカイマークの社長に就任した西久保愼一社長(1月28日付で退任)は中型機のボーイング767(279席)を外して燃費効率の良い小型の737(177席)に統一。加えてサービスを簡素化するなどして運航コストの削減と業務の効率化をはかり、1998年の初就航から低迷していた業績を見事に回復させた。2012年3月期の決算では売上高802億円、営業利益152億円の過去最高の業績を実現した。一時は世の中もスカイマークに味方した。2008年のリーマンショックにより経費削減を余儀なくされた出張旅行者は、半ば仕方なく運賃の安い同社を使うようになった。ところが、乗ってみると思ったより悪くなかった。羽田~福岡や札幌といった幹線では、日に10便程度とJALやANAと比べてもさほど不便に感じない頻度で運航され、座席も大手の普通クラスとそん色ない広さを持ち、PC用の電源も設置されていた。これならまた乗ってもいいと感じた乗客がリピーターとなり、スカイマークの搭乗率を上げていった。筆者も仕事やプライベートで何度も利用しているが、小型の737を使い、ポロシャツなどの軽装でそつなく仕事をこなす客室乗務員の姿に、LCCの老舗である米国のサウスウエスト航空に乗っているような印象を抱いた。日本にも本当に手軽に空の旅を楽しる文化が浸透したことを実感していたものである。○道半ばで終わった"プレミアム戦略"しかし、世の中は常に動く。より安く、手軽に乗れる航空会社が日本に誕生した。そう、低コスト航空会社(LCC)である。スカイマークが自社最高の営業利益を叩き出した2012年3月期とほぼ同時期に、国内初のLCCであるピーチ・アビエーション(以下、ピーチ)が関西空港を拠点に運航を開始した。同じ年の夏には成田空港をベースにジェットスター・ジャパンとエアアジア・ジャパン(現在、バニラエアとして運航)が相次いで定期便を開設した。スカイマークのサービスはLCCのそれとほとんど変わらない。使っている飛行機も同規模の小型機(180席など)だ。当然、旅客を奪い合うことになる。「LCCとの価格競争は会社の疲弊を招く」と見た西久保前社長は、従来の戦略ではいずれ行き詰ると考えた。実際、2014年3月期には5期ぶりの最終赤字を計上している。そこで、LCCとは一線を画すサービスへの転換をはかった。それが"プレミアム戦略"だ。国内幹線に中型のA330(271席) を就航させ、座席は全てプレミアムエコノミーの「グリーンシート」で統一。その後、総2階建て旅客機エアバスA380(394席を予定)で初の国際線となる成田~ニューヨーク線を就航するという目論見だった。○成田・関空に続き、石垣・宮古からも撤退そして、この戦略を推し進めた結果、同社がどうなったかは現在盛んに報道されている通りである。A380の購入は資金不足で断念し、航空機メーカーのエアバス社からは2014年7月に契約解除および、7億ドル(約830億円)の解約違約金の支払いに関する通知を受けた。それが報道され悪いイメージをもたれたことも影響し、プレミアムエコノミーを設置したA330で運航する幹線はおろか、小型の737で運航する便さえ集客力が落ち込んだ。2014年12月は年末のピーク需要を見込めるにも関わらず、54.5%と過去5年で最低水準の座席利用率に低迷した。全盛期ともいえる2012年夏には国内15空港に就航していたが、現在は13空港。LCCと競合した関空と成田からはすでに姿を消し、この2月からは全路線の15%を減便し、さらに3月下旬からは石垣・宮古からも撤退する計画だ。従来の戦略ではいずれ行き詰ると考え、LCCとは一線を画すプレミアム路線に舵を切った。結果、経営破たんしたというわけだ。●LCCとも差が開きつつあるスカイマーク、羽田発着がメリットにならないわけ○旅客シェアはすでにLCCが上さて、気になるのが今後の行方だ。現状、スカイマークは中型のA330を撤退させ、小型の737に統一し運航を続ける方針を打ち出している。分かりやすく言えば昔に戻るわけだが、時代は変わった。国土交通省の統計によると、2013年の国内定期便の旅客数は約9,250万人。そのうちスカイマークのシェアは7%強だった。一方、2012年3月からLCC便の就航がはじまり、2012年12月時点の国内LCC全社のシェアは4.1%、その1年後は6.9%、2014年3月には7.5%まで上がり、スカイマークのシェアを上回るようになった。その後、LCCはピーチのパイロット不足問題などで2,000便強を減らした時期があったものの現在は回復。ジェットスター・ジャパンも便数を増し、春秋航空日本が2014年夏から運航を開始するなど、LCCの旅客数は堅調に伸びている。対するスカイマークは中型機の運航を取りやめて小型機に統一し、2月までに全路線の15%を減便。両社の差はますます開きつつある。○右肩上がりの訪日需要にも乗れず訪日外国人需要の取り込みにも差が見られる。ピーチ、ジェットスター・ジャパン、バニラエア、春秋航空日本の国内LCCは4社とも自社もしくは関連会社がアジアやオーストラリアなどへの国際線を運航し、右肩上がりの外国人旅客を取り込める強みを持つ。各航空会社は旅客の国籍を公表しないが、毎月のように飛行機に乗っているとLCCが就航して以来、国際線はもちろん国内線でも外国人の旅客が増えているのが目に見えて分かる。就航当初のピーチは台湾で人気を博し、彼らが同社のスタートダッシュを支える力になったが、たとえ日本人の旅行需要が冷えても訪日外国人でそれをカバーできれば、それは経営上の強みとなる。国際線がなく提携している航空会社もないスカイマークは、この点が弱い。○強みではなくなってきた「羽田発着」逆にスカイマークの強みは羽田発着という便利さだった。だが、これも徐々に弱まっている。JR東日本の成田エクスプレス、京成スカイライナーなどの鉄道アクセスは増便と時間短縮で近年利便性を増した。LCCが就航してからは、片道900円~1,000円で東京駅近辺から成田空港まで約1時間で直行できる、いわゆる格安シャトルバスも誕生した。このシャトルバスは好評を博し、成田発着のLCC便の増加ともに本数も増え、今ではバス会社3社を合計するとピーク時には10分に1本程度もの頻度で運行されている。4月には成田空港にLCC用の第3ターミナルが開業するが、このターミナルにも格安バスは乗り入れる。格安旅行の愛好者がスカイマークからLCCにシフトしている大きな要因のひとつが、こうした地上アクセスの向上にあるのは間違いない。○出張でもLCCを使う時代また、最近は各LCCのディレイ(遅れ)がずいぶん解消されたからか、LCCの機内でも出張旅行者が目につくようになった。ビジネス利用で重視されるのは1日あたりの運航頻度だが、この点でもLCCがスカイマークに追いついてきた。2月現在、スカイマークの羽田~福岡線は1日11便、ジェットスター・ジャパンの成田~福岡線は同8便とそれほど差はない。札幌線にいたってはスカイマークが1日8便、ジェットスター・ジャパンが同7便と僅差だ。さらに成田~札幌はバニラエアが1日3便を運航し、これを合わせるとLCCの便数の方が多くなる。運賃を見ると、同月10日前予約の札幌行きの場合、スカイマークが9,000円からなのに対し、LCCは5,000円弱からとかなり安い。ただ、スカイマークの割引運賃は受託(預け)手荷物手数料が含まれ、予約も取消もができるなど条件の良さがあるため、その点を考慮する必要はある。とはいえ、スカイマークが拠点とする羽田よりLCCが拠点とする成田の方が運航コストは安く、スカイマークが運賃の安さでLCCに優るようになるとは考えにくい。格安旅行なら、たとえ1,000円でも安い方に旅客が流れて行くのは航空業界の常識である。○世界でも苦心する独立系航空会社スカイマークは今後、スポンサーを探しつつ経営再建の道を歩んでいく。ただ、大手とは資本提携せず、かといってLCCにもなれない。そうした立ち位置にある航空会社が苦心しているのは日本だけの話ではない。スカイマークが大幅な減便を実施したのと同じ2月1日、英国のヴァージンアトランティック航空(以下、ヴァージン)がこの日を最後に日本路線から撤退した。ヴァージンと言えば、1980年代から1990年代にかけて画期的なサービスを次々と打ち出し、"業界の革命児"といわれたほど有名な航空会社だ。プレミアムエコノミークラスを世界で最初に設置したのも同社だった。スカイマークの"プレミアム戦略"も、ヴァージンのサービスに通じるものがあった。大手とは提携せず、長年にわたって独立経営を貫いた点も似ている。しかし、そのヴァージンでさえも近年は赤字が続いた。そのため、デルタ航空と共同運航より緊密な資本を含めた提携を行い、両社にとって重要な大西洋線(ロンドン~アメリカ線)に力を入れる戦略を選択。日本線など高い収益の見込めない路線の運航を取りやめたのである。日本でもLCCが旅客から支持されシェアを伸ばすようになった。一方の大手はLCCとの差別化を図るため、サービスの質を上げている。「羽田発着にしては安い」というだけの航空会社に、今や以前ほどの魅力は感じられない。たとえ経営再建を果たして運航を続けられたとしても、LCCの増便とともにスカイマークの旅客は減っていくだろう。他の新興航空会社のように大手と共同運航を始めるなら話は別だが、もし単独での運航を続けるなら旅行者が魅力を感じる航空会社に生まれ変わるしかない。○筆者プロフィール: 緒方信一郎航空・旅行ジャーナリスト。旅行業界誌・旅行雑誌の記者・編集者として活動し独立。25年以上にわたり航空・旅行をテーマに雑誌や新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなど様々なメディアで執筆・コメント・解説を行う。著書に『業界のプロが本音で教える 絶対トクする!海外旅行の新常識』など。
2015年02月02日●低価格・手荷物無料・使いやすさなど、後発LCCを生かしたサービス今夏、国内で4社目となる低コスト航空会社(LCC)が運航を始めた。春秋航空日本(スプリングジャパン)である。就航路線は成田~佐賀/広島/高松。成田空港は国内最多の4社が集中する"LCC銀座"だが、後発のスプリングジャパンはどんなサービスを提供してくれるのだろうか。結論から言えば、この新しい国内LCCは後発であることを逆にメリットに変えていた。他のLCCの成功と失敗から学び、それを自社便に反映していたのである。そもそも、佐賀や広島といった他社が就航していない路線を中心に運航している点に独自性があるわけだが、日本のLCCは諸外国に比べてサービスのレベルが高くなってきている。スプリングジャパンのサービスには、それが強く感じられたのだ。○電話が通じやすく銀行振り込みもOK予約段階からサービスは特徴的だった。搭乗した成田~佐賀線の運賃は、キャンペーンの「ラッキースプリング」を除けば最安の「スプリング運賃」で片道5,700円。成田~広島/高松線もほぼ同じ料金設定だ。土日にはこれより1,000円~3,000円前後高くなることもあるが、いずれにしろ文句なしに安い。しかも、受託(預け)手荷物の手数料も10kgまでなら無料だ。そして、特徴的だと思わされたのが支払い方法。クレジットカード払い、コンビニ払いに加え、コールセンターで電話予約した場合のみに限られるが銀行振り込みもできる。電話がなかなか通じないLCCが多い中、スプリングジャパンのコールセンターは比較的つながりやすいのも好印象だった。予約の段階から、サービス一つひとつに細やかさが感じられた。○突然の搭乗券紛失にも親切に対応搭乗当日。空港での対応にも同じ細やかさがあった。自動チェックイン機の近くにはスタッフがおり、使い方がよく分からない乗客に親切に教えている。また、筆者は搭乗券を紛失してしまったのだが、それも無料で再発行してくれた。すいている席を予約し直す形なので満席だと物理的に無理だと言われたものの、幸い空席があった。オプションで座席指定をしていたのだが、これも事前に支払っていたからだろうか、追加手数料を徴収されることもなかった。LCCの場合、こういうケースでは手数料を取られるケースも多い。航空券を紛失した筆者はセキュリティー上の理由で、最後にゲートを出たのだが、他の客が搭乗をすませる間、スタッフは「もう少しお待ちくださいね」と親切に声をかけてくれた。時間に遅れている乗客に対しても、何度もアナウンスをして探している。海外のLCCなら、遅れた客は取り残されるのが半ば常識である。●日本人向けに徹するにサービス好感! 機内販売は"百均"風の価格設定○他社と違う機材を使い、座席も広めさて、アクシデントがあったものの、バスに乗って駐機場に向かい無事にボーディングできた。機内に入ってうれしかったのは、「やっぱり座席が広い」と分かったからだった。というのも、スプリングジャパンはボーイング737-800を使っている。この機種は他の国内LCCが使っているエアバスA320と比べると190cmほど縦長。両方とも同じナロウボディ(単通路)の小型機で、座席の広さは航空会社やシートによって違ってくるから一概には言えないが、1席あたりのシートピッチ(前後間隔)は737-800の方が広いことも多いのだ。実際に計ってみると普通席は75cm。他の国内LCCの普通席は平均70cmなので、やはり余裕がある。筆者は身長178cmでやせ形の体型なので前後幅があるほど楽なのだ。○"中国系"を感じさせない日本的なサービス中国の春秋航空が最大の出資者であるため、"中国系"というともすればマイナスイメージを持たれがちの同社だが、サービスにそれはほとんど感じられなかった。この日のキャビンアテンダント(CA)は4人とも日本人だった。国内の航空会社から転職したCAも少なくないのだが、気遣いのある言葉遣い、乗客の質問に対する丁寧な対応などを見ていると、会社としての方針であるのは間違いないだろう。○手軽さを追求した"100均"風の機内販売機内サービスで印象的だったのは税込100円の機内販売品。お茶やコーヒーからお菓子、ビールのつまみまで税込100円の商品がずらり。イタリアのコーヒー「カリアーリ」はお替わりも自由だった。350mlのビールなど100円では買えないものもあるが、全体的に安く良心的な料金設定。就航地の商品をそろえて"地元愛"を演出するのも忘れていなかった。○格安運賃を実現する徹底したコスト削減LCCは運航経費(コスト)を削らなければ安い運賃を提供できない。そのため、削れるところは削る。例えば機内販売品のメニューカードはなく、ボーイング737-800型機を使っているのも、国内の旅客機はボーイング社製が多く管理コストを節約しやすいという利点があるからだ。メニューカードがないのも、鉄道を思えばさほど違和感はない。なお、CAに聞けば、機内販売品が書かれたリストを見せてくれる。ついでに言えば、親切さや丁寧さ、笑顔での接客などは日本人のCAやスタッフならば心がけ次第の、"無料のサービス"である。特に日本では総じてそうした接客が好まれる傾向が強いため、徹底すれば印象が良くなるメリットもある。スプリングジャパンが設立されたのは2012年9月。その直後に筆者は王●(●は「火韋」で1字)会長に直接話を聞いたことがある。氏は上海出身だが日本の大学を卒業し、日系企業に10年近く勤め日本的なビジネスを学んだ日本通であり、日本語もペラペラだ。日本のサービスにも詳しい。あの会長の存在も期待以上のサービスを経験できた理由だろう。そんなことを思いめぐらせているうちに、スプリングジャパンIJ601便は快晴の有明佐賀空港に定刻通り着陸した。ちなみに、佐賀空港から佐賀市内まではバスで約35分(600円)、福岡・博多駅までだと約98分(1,650円)である。成田から佐賀まで預け荷物の手数料込みで5,700円。食事や予約時の手数料を入れても約8,000円。その運賃を考えると満足過ぎるフライトだった。※記事は2014年10月に搭乗し取材したもの。機内販売品などのサービスは変更されている場合がある○筆者プロフィール : 緒方信一郎航空・旅行ジャーナリスト。旅行業界誌・旅行雑誌の記者・編集者として活動し独立。25年以上にわたり航空・旅行をテーマに雑誌や新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなど様々なメディアで執筆・コメント・解説を行う。著書に『業界のプロが本音で教える 絶対トクする!海外旅行の新常識』など。
2014年12月16日●ミニスカ・プレミアム・A380……スカイマークのつまずいた"戦略"経営状態が悪化したスカイマークは、日本航空(以下、JAL)に共同運航(コードシェア)を持ちかけたものの、国土交通省(以下、国交省)の「待った」でANAホールディングス(以下、ANA)との提携話が持ち上がっている。そんなスカイマークのゆくえは、12月14日の衆議院議員総選挙後に見えてくるという見通しもある。このタイミングで一度、利用者メリットはなんなのか考察してみたい。○今も続く違約金交渉2014年の空の旅の話題をさらったのはスカイマークだった。1年前の2013年12月、エアバス本社のあるフランス・トゥールーズで、スカイマーク代表取締役社長の西久保愼一氏はメディアを前に新しいサービスをお披露目した。新しいサービスの主役は、大型のワイドボディ(2通路)のエアバスA330-300である。それまでナロウボディ機(単通路機)のボーイング737-800のみで運航してきた同社が、A330-300を羽田~福岡、札幌、那覇の幹線に就航させ、その全座席を「グリーンシート」と名付けられたプレミアムシートで統一。プレミアム路線に舵を切る戦略を明確に打ち出した。同時に記者団に"サプライズ"として発表されたミニスカートの制服は一時的な着用の予定だったとはいえ、賛否交えた議論を呼んだ。その一方で、「プレミアム路線」をより明確にした総2階建ての旅客機エアバスA380の就航とともに、国際線への進出計画がとん挫した。A380にはエコノミークラスを設定せず、座席もサービスもワンランク上のプレミアムエコノミークラス、それとビジネスクラスの2クラスの設定とし、成田~ニューヨーク線に就航する計画だったが、資金不足から同機の購入をあきらめざるを得なくなった。さらに、エアバス社との間で購入の解約交渉がもつれ違約金を請求され、現在も両社の交渉は続いているとされる。○JALとの共同運航にも「待った」フランスで新サービスを発表してから1年。スカイマークの経営状態は悪化し、ライバルの1社であったJALにコードシェアによる提携を持ちかけるまでになっている。しかし、すでに報道されているように、この提携にも待ったがかかった。公的資金によって経営再建を果たしたJALは公正な競争を促す理由から、国交省による監視下にあり、新規の投資・買収、路線開設などの事業が制限されている。その国交省は、ANAとの提携を促している。スカイマーク側は、JALとの提携は乗客サービスのひとつに過ぎず、制限されている新規の投資や新路線の開設には当たらず問題ない、と認識しているとされる。たしかに、再建後のJALは国際線でも成田発着の国内線でも新規にコードシェアを行っており、羽田発着の共同運航便だけが規制されるのは理にかなわない。ただ、スカイマークがJALとの提携を検討している羽田発着便は、1枠(1往復)あたり年間平均20億~30億円もの売り上げがある"ドル箱"であり、この点を国交省は重要視しているのだろう。●JAL・ANA・独立運航、スカイマークの提携先別に利用者のお得度を検証○羽田~福岡が片道1万円前後の格安運賃いずれにしろ、利用者にとって気になるのは空の便の使い勝手がどうなるかである。スカイマークが提携を計画しているのは羽田~札幌、神戸、福岡、鹿児島、那覇線。この5路線を中心に、3つのケースで見てみよう。まずひとつは、現状では可能性が低いが、スカイマークの経営状態が何らかの形で持ち直し、今のまま独立運航を続けた場合である。利用者のお得度はこのケースが最も高くなるだろう。スカイマークは10月末の冬ダイヤから普通運賃を値上げしたが、割引運賃は安く使いやすい。例えば、羽田~福岡線の普通運賃は2万円強から2万7,000円に値上げされたが、搭乗3日前が予約期限の「フレックス」は最低1万円強からで、普通運賃より約60%以上も安い。また、搭乗1日前が予約期限の「フリーフレックス」も同1万2,000円台前後からと最大約55%も安い。羽田~札幌線でも、普通運賃の2万2,000円に対し、「フレックス」が8,000円から、「フリーフレックス」が1万2,000円台などと割引率の高い運賃が設定されている。○「グリーンシート」の圧倒的な快適度スカイマークは安さだけでなく、サービスも良くなっている。羽田~福岡、札幌、那覇線には前述した「グリーンシート」搭載のA330-300が就航(札幌線は8便中6便に就航ずみで、那覇線は今後就航)。この「グリーンシート」をJALやANAの普通席と比べると、座席の前後間隔は約18cm、幅は5~6cmも広い。そもそも座席の構造自体が全く異なり、スカイマークの「グリーンシート」は一世代前の国際線のビジネスクラスで使用されていたシートで、リクライニング角度は深く、アームレストは幅広く、テーブルは2つ折タイプで、さらに全席に電源が装備されている。筆者も「グリーンシート」を利用した経験があるが、機内ではゆったりと寛げ、ぐっすりと寝込んでしまったほどだった。○JALと提携すれば使い勝手が変わる!?では次に、JALと提携するとどういう影響を受けるのか。この場合、運賃の条件変更はまず避けられないだろう。前述したように、スカイマークは羽田~福岡、札幌線に1万円前後の格安運賃を設定しているが、JALにもこのレベルの運賃がないわけではない。問題は予約期限だ。前述したスカイマークの羽田~福岡線の「フリーフレックス」は1万2,000円台。これに匹敵する運賃はJALにもあり、「先得割引」なら同区間で1万2,000円を切ることがある。しかし、スカイマークの「フリーフレックス」は予約期限が搭乗1日前なのに対し、JALの「先得割引」は45日前(遅くても28日前)。使い勝手の差は歴然だ。観光で乗る時はもちろん、仕事で利用するにも45日前の予約期限では使い勝手が悪すぎる。しかも、スカイマークの「フリーフレックス」は予約の変更もできる。この運賃の安さと使い勝手の良さから、スカイマークはリピーターを増やしてきた経緯もある。JALとの提携後、スカイマークの運賃がどうなるかは今のところ正式な公表はない。ただ、スカイマークの安くて使い勝手の良い運賃は大手の割引運賃と条件が大きく違うため、共同運航を始めると多少の値上げや予約期限の変更が行われ、今ほどの使い勝手は望めなくなると予想できる。○ANAと提携すれば国内運賃は大幅に上がる!?そして、利用者にとって最も良くないと考えられるのがANAと提携した場合だ。ANAはJALと違って資本提携もできるため、経営に踏み込んだ展開になる可能性もある。また、運賃が市場シェアに大きく左右されるのは航空業界の常識だ。羽田空港の国内線の発着枠はANAが37%で、JALが39%とJALのシェアが高い。その上で8%のシェアを持つスカイマークとJALが提携すればANAとの差が広がってしまう。このこともあり、国交省はJALとの提携に「待った」をかけたわけだが、この数字だけ見れば、公正な競争を阻害する可能性があるように見える。しかし、ANAはスターフライヤー、AIRDO(エアドゥ)、ソラシドエアと共同運航を行っており、それらを加えるとANA側のシェアは羽田便の50%を超えるのだ。しかも、幹線に限ればANA側のシェアはさらに上がる。羽田~福岡線の場合、ANAと同社と共同運航をするスターフライヤーを合わせた便数は1日25便。これに対しJALは17便、スカイマークは11便。もしスカイマークがANA側につけば便数は合計36便となり、なんとJALの2倍以上の便数になる。シェアが格段に上がるとともに、スカイマークの格安運賃に対抗する必要もなくなり、運賃が大きく上昇するか、片道1万円前後の格安運賃の使い勝手は相当に厳しくなる可能性はかなり高い。JALを救済したのは民主党政権であり、現在は自民党が政権を握る。現政権下で政府専用機の整備の委託先がJALからANAに変更された。現在は選挙期間中であり、スカイマークの提携問題が解決するのは選挙後だと言われ、政治的な事情にも左右される話でもある。大手との提携が実現する前に、安くて使い勝手の良い現運賃でスカイマーク便を予約しておいた方が、利用者にとってはいいのかもしれない。※本文中の便数は2014年12月現在、運賃は2015年3月までの設定分を反映○筆者プロフィール : 緒方信一郎航空・旅行ジャーナリスト。旅行業界誌・旅行雑誌の記者・編集者として活動し独立。25年以上にわたり航空・旅行をテーマに雑誌や新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなど様々なメディアで執筆・コメント・解説を行う。著書に『業界のプロが本音で教える 絶対トクする!海外旅行の新常識』など。
2014年12月02日●A350 VS 787、気圧・窓の広さ・客室幅でジャッジ11月19日、エアバス社のA350XWB(eXtra Wide Body=エクストラ・ワイド・ボディ)が日本に初めて舞い降りた。A350は世界シェアを二分するボーイング社の787と競合する旅客機であるが、A350の方が後発ゆえに787を意識して改良を加えられているのは事実だ。そこで、787の性能や快適性と比較しながらA350がもたらす快適さや革新性を見ていこう。A350は機体の素材に炭素繊維複合材(カーボン素材)を使用し、客室を広げるなど、数多くの最新かつ革新的な設計により製造された中型のワイドボディ(2通路)旅客機。ファミリー機にはダッシュ800、同900、同1000の3タイプがあるが、A350ー800はボーイング787-8に、A350-900は787-9や777-200ERに、A350-1000は777-300ERにそれぞれ座席数や航続距離などが近く、ボーイング社の主力機と競合している。○その1)機体の53%にカーボン素材を使用ボーイング787は機体の全重量の約50%にカーボン素材が使われているが、A350も機体の約53%にカーボン素材が使われ、チタンや最新アルミ合金を含めた新しい素材の使用率は機体の70%に及ぶ。中でもカーボン素材の多用は、後述するように機内の快適性向上に大きく貢献している。○その2)高い気圧でより快適な機内環境を実現旅客機は高度1万mの上空を飛ぶが、これだけの高高度になると気圧は地上の5分の1程度まで下がってしまう。そのため、与力して人が耐えられるように調整するわけだが、従来機の場合、機内の気圧は地上8,000フィート(約2,400m)のレベルまでしか与圧できなかった。ところが、A350ではカーボン素材を多用することで6,000フィート(約1,800m)に相当する気圧まで上げることができ、より地上に近い快適な機内環境をつくり出している。ボーイング787の機内も同じ6,000フィートの気圧に保たれている。気圧が高くなれば、耳詰まりや手足のむくみなどが軽減されるなど、体にかかる負担がより軽くなる。○その3)同クラスの旅客機で最大の客室幅胴体の横幅を広く設計してあるのも特徴。客室の横幅は最大221インチ(約5.61m)あり、ボーイング787の5.49mより約12.7cm広い。座席の配列は航空会社の方針で変わるが、A350 のエコノミークラスの標準配列とされる横3席-3席-3席の場合、1席あたりのシート幅は18インチ(約45.7cm)と広めになる。両壁の角度もエアバスA340などのように内側に急カーブを描く設計ではなく、それにより両窓側席の圧迫感がなくなった。○その4)広くなった窓とすっきりした足元窓は今までのエアバス機のなかで最も大きくなった。総2階建ての大型機A380よりも広い。そのため外光が入りやすく、日中の機内はより明るい。ただ、サイズをボーイング787と比べた場合、横はほぼ同じだが縦は787の方がかなり長い。なお、787の客室窓はUV(紫外線)をカツトする機能を合わせ持つ。また、客室の配線をすべて床下に納めることで、床がすっきりし不快な出っ張りがなくなったのもA350の機内を快適にしている一因。さらに、エンターテインメント用のボックス(箱型)がシートの座面の裏側に設置されることもなく、足元が広く使えるようになっているのも乗客にはうれしい。○その5)スーツケースが5個も入る手荷物棚客室の手荷物棚もかなりの大きさだ。自分の席の真上にある棚にスペースがないと、離れた棚に荷物を入れることになり何かと不便だが、A350の場合、客室両端の棚はスペースひとつあたりに、機内持ち込み可能で最大のキャスター付きスーツケースを5個収容でき、中央側の棚は同サイズのスーツケースを3個と中型のバッグ2個が入る。なお、ボーイング787の場合、最大で荷物スペースひとつあたり同サイズのスーツケースを4個とバック1個の収納力である。●A350 VS 787、燃費・騒音・クリーン設備でジャッジ○その6)機内の空気をクリーンに保つ設備機内の空気をクリーンに保つ工夫もされている。バクテリアや有機化合物、オゾンなどを吸収・除去する空気清浄フィルターが設置され、換気は2~3分ごとに行う。従来の金属中心に設計された旅客機は腐食を防ぐために常に換気しておく必要があったが、その換気とは違い、空気を清潔に保つ目的がある。座席の一定ゾーン(エリア)ごとの温度調整も可能になっている。ボーイング787も従来は2カ所だった給気口を4カ所にしてより空気をクリーンにする工夫をし、さらに787は機内の湿度を従来機の2~3倍の高さに保つ、ほかの機種にはない優れた機能も持つ。○その7)燃費効率が25%も向上海外旅行で飛行機を利用すると必ずと言っていいほど燃油サーチャージを徴収されるが、それは飛行機を飛ばすのに必要なジェット燃料の価格が高くなったから。そのため、燃費効率が良い旅客機ほど航空会社に喜ばれる。そこで、A350はカーボン素材の多様、最先端の空力性能、工夫されたエンジンなどで同規模機(ボーイング777)より燃費効率を約25%も向上させた。一方のボーイング787も、燃費効率を従来の同規模機(767など)より約20%向上させている。○その8)静か過ぎる!? エンジン燃費効率の向上に多大な貢献をするのがエンジンなのだが、A350の「トレントXWB(ロールスロイス社製)」は騒音もかなり低く抑えられている。ICAO(国際航空民間機関)が定める騒音レベルでいえば「チャプター4」を大きく下回る。チャプター4は100人乗りの小型機の騒音レベルであり、それよりも16EPNデシベルも低い。騒音レベルが低ければ、それだけ機内は静かで、より快適になる。○その9)排ガスを25%削減し環境に配慮エンジン音が低ければ、それだけ環境にも優しいといえる。また、前述した燃費効率の良さも環境問題への配慮に直結する。その点、「トレントXWB」のCO2排出量はボーイング777-200ERと比べると約25%も少ないとされる。CO2の排出量についてはボーイング787も大きく削減されており、767などの従来機に比べると20%ほど少なくなっている。○その10)より多くの航空路を飛べる優れた能力A350はエンジン2基の双発機だが、双発機の場合、「Extended-range Twin-Engine Operation Performance System=ETOPS(イ―トップス)」と呼ばれる飛行制限を受ける。これは、分かりやすくいえば洋上を飛んでいる時に片方のエンジンが停止してしまった場合、緊急着陸できる空港まで1基のエンジンで飛び続ける必要があり、その1基のエンジンで飛べる制限時間のこと。A350(-900)はすでに欧州航空安全庁(EASA)から180分超のETOPS承認を受けており、初号機の就航(商業飛行)前にここまでのETOPSが認可されたのは初めてのこと。同機の信頼の高さがうかがわれる。ETOPSの時間が長ければ、それだけ陸地から遠い洋上の飛行が可能になり、就航路線や飛行航路の選択肢が広がる。ということは、乗客の利用機会もそれだけ広がるということだ。このほかA350XWBは、同社のひとつ前の新型機A380のアヴィオニクスを改良した電子機器が使われ、パイロットや客室乗務員の休憩スペースの位置を工夫しより多くの座席を設置できるようにしているなど、多くの最新技術の採用と工夫がされた旅客機。2014年末から順次、航空会社に納入されて行くので就航路線を調べて実際にその乗り心地を体験してみるといだろう。○筆者プロフィール : 緒方信一郎航空・旅行ジャーナリスト。旅行業界誌・旅行雑誌の記者・編集者として活動し独立。25年以上にわたり航空・旅行をテーマに雑誌や新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなど様々なメディアで執筆・コメント・解説を行う。著書に『業界のプロが本音で教える 絶対トクする!海外旅行の新常識』など。
2014年11月27日●エアバスA350XWBは搭乗した瞬間、"エクストラ"の意味が分かる11月19日に日本へ初飛来した最新鋭旅客機、エアバスA350XWB(エクストラ・ワイド・ボディ)が翌20日、関係者を集めてデモフライトを行った。搭乗の機会を得たので、早速その乗りご心地をレポートしよう。○すぐに分かった"エクストラ"という名の由来20日12時45分、東京国際空港(羽田空港)第1ターミナルのゲートからバスに乗りA350XWBが駐機されたエリアへ向かう。バスを降りて機体の下に降り立つ。関係者以外には乗ったことがない最新の旅客機にいよいよ搭乗する瞬間だ。取材とはいえ、ワクワクする気持ちを抑えられない。機体前方に取り付けられたタラップを上って機内に入る。客室前方に設置されたビジネスクラスを抜けてエコノミークラスへ向かったのだが、機内に入ってまず感じたのは客室の広さ。300席クラスのワイドボディ(2通路)機では最大級の横幅を有し、エコノミークラスの両端席の肘掛から肘掛までの幅は同クラスで最大なのだ。機種名にエクストラ・ワイド・ボディと"エクストラ"の文字が付いている理由をすぐに納得した。また、歩いていて分かるのが床がまったくのフラットで出っ張りがないこと。これは機内の配線をすべて床下に納める設計がもたらす恩恵である。○大きいのは窓だけじゃない!指定された窓側の席に座ると、足元がすっきりしているのに気付く。その理由は従来機では座席の下にあったエンターテインメント用のボックス(箱型)が取り外されているためで、座席をより広く使えるようにとの配慮からだ。そして、デモフライトの当日はあいにくの雨だったのだが、多くの外光が入り込み機内は明るかった。「いままで開発されたどのエアバス機よりも窓が大きく、総2階建ての大型旅客機A380よりも広い窓枠を確保」(エアバス)し、より光が入りやすくなっているのだ。荷物を入れようと頭上の棚を空けると、ここにも広いスペースが確保されていた。両端の手荷物棚には機内持ち込み可能な範囲で最大のキャスター付きのスーツケースが5個も収納できるといい、中央側の手荷物棚でも同サイズのスーツケース3個と中型のバック2個が入る。荷物棚を閉めると上に向かって急角度の流線型となり天井が広くなっている。前述した客室幅の広さや大型の窓からより多くの光が入り込むなどの工夫と合わさり、より開放的な機内設計になっているのが分かる。●エアバスA350XWBのエンジン・カーボン素材の利点を実感○窓側席でも静けさを満喫できるエンジン性能さて、定刻通りにドアクローズとなり、機体は滑走路に向かって移動をはじめた。使われたのは羽田空港で最も新しいD滑走路だった。いよいよ離陸。徐々に加速をはじめたと思ったら、楽々と浮上。エンジン性能の高さを実感する。また、性能以上に驚いたのがエンジン音の静かさだ。筆者の座席は主翼のすぐ後ろの窓側だったにも関わらず、ほとんど聞こえなかったのだ。今回のデモフライト機に搭載されたロールスロイス社のエンジン「トレントXWB」の騒音レベルは、ICAO(国際民間航空機関)の騒音規制「チャプター4」を16デシベルも下回るという。チャプター4といえば100席クラスの小型機の騒音レベルだが、それよりもはるかに静かなのである。エンジン音の静かさは、機内の快適性に直結するのはもちろん、飛行機が抱える永遠のテーマ、空港周辺の騒音問題の解決にも大きく寄与する。○耳詰まりが軽減! カーボン素材使用のたまもの胴体に炭素繊維強化プラスチック(カーボン)素材を使っているのもA350XWBの特徴だが、これにより可能になるのが機内の気圧をより高くすること。ボーイング社の787シリーズを除く従来機の場合、機内の気圧は地上8,000フィート(約2,400m)に相当し、これは富士山でいえばちょうど5合目に当たる。ところが、A350XWBではこれを同3合目付近の6,000フィート(約1,800m)の状態に保っているのだ。今回は羽田を飛び立った後、名古屋の手前で折り返して羽田に戻るルートの約1時間程度の短い飛行時間だったため、飛行高度は最高で2万5,000フィート(約7,600m)と、中・短距離便の通常の巡航高度の1万mにはおよばず違いが分かりにくかった。それでも、着陸に向けて高度が下がって行く時にいつも感じる耳詰まりがほとんどなかったのは、この旅客機が気圧を高く保ってくれていたからなのだろう。フライトの終盤になると自慢の発光ダイオード(LED)を使ったライティングで搭乗者を楽しませてくれた。ビジネスクラスではレインボーカラーが演出され、エコノミークラスはブルー、グリーン、イエロー、パープルなど、様々なカラーリングで客室を彩った。A350XWBはオゾンを除去し、バクテリアなどを吸収するなどして機内の空気をクリーンにする機能も持つ。より長距離のフライトに乗れば、それもより実感できるはずだ。○楽しみになってきた定期便への就航楽しい時間はあっという間に過ぎる。機体は出発後ほぼ1時間で予定通り羽田空港にスムーズに着陸した。感想をいえば、事前に想像していた以上に快適なデモフライトだった。A350XWBは乗客の乗り心地や居住性を最大限によくするべく設計されたと間違いなく言える旅客機だった。A350XWBは今年中にカタール航空に初号機が納入され、来年にはアジア初のローンチ・カスタマーであるベトナム航空が運航をはじめる予定。日本の航空会社ではJALが2019年の就航を予定している。今回の機体はデモフライト用であり、実際に定期便に就航する客室の座席や配列は航空会社によって違ってくる。各社、どんな工夫で快適さを提供してくれるのか。楽しみになってきた。○筆者プロフィール : 緒方信一郎航空・旅行ジャーナリスト。旅行業界誌・旅行雑誌の記者・編集者として活動し独立。25年以上にわたり航空・旅行をテーマに雑誌や新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなど様々なメディアで執筆・コメント・解説を行う。著書に『業界のプロが本音で教える 絶対トクする!海外旅行の新常識』など。
2014年11月21日●国産ジェットMRJがライバル機を凌駕する3つの特徴10月18日、三菱リージョナルジェット(MRJ)が関係者や報道陣に公開された。1962年に初飛行を行ったYS-11以来、約50年ぶりの国産旅客機ということでテレビでも大きく報道され、画面を通じてその姿を見た人も多いことだろう。来年の第二四半期にはいよいよ初飛行を迎える計画で、MRJのプロジェクトは大詰めの段階に入った。では、MRJはどういう特徴を持つ飛行機で、どこを飛ぶことになるのかなど、気になるポイントをまとめてみたい。○世界の広大な市場に向けて開発がスタート通常、旅客機は同じ機種でも数タイプが用意される。MRJには90(88席、普通席のみの座席クラス・シートピッチ約79cmの場合)、70(76席、同)、そして計画中の100(100席、同)の3つのタイプがある。このうち、18日時点で航空会社から発注を受けているのは90と70の2タイプで、受注機数は合計407機。同日のロールアウト(お披露目)式典で公開されたのは先に生産されているMRJ90だ。定期便に使用される旅客機には、500席を超える大型機から100席以下の小型機まで様々なサイズがあり、MRJのように小型の短距離輸送用でターボファンエンジンを積んだ旅客機はリージョナルジェットと呼ばれる。世界規模で旅客数の伸びが続く航空業界では、今後20年間に5%近い需要増が見込まれ、三菱航空機の予測では61席~100席クラスのリージョナルジェットだけで5,300機以上が必要になるとされる。2008年3月、ANAから25機の発注を受けて正式に事業化されたMRJは、その広がる市場に向けた旅客機として開発されてきたわけだ。○屈む必要なく、荷物棚も最大級MRJの特徴は大きく3つある。分かりやすいので、ライバル社であるエンブラエル(ブラジル)のE170・190、ボンバルディア社(カナダ)のCRJ700・900などの同型機と比較しながら見ていこう。まずは客室の快適さだ。客室の天井の高さと横幅はライバル機であるエンブラエルとボンバルディアの同型機を上回る。例えば、CRJ700・900のように高さが189cmだと、長身の人は屈(かが)む必要がある。そうでなくてもかなりの窮屈さを感じるものだが、MRJはそれを大きく解消する。客室を広くするために床下の預け荷物を積むスペースを削り、機体最後部に配置する設計を採用したのだ。また、もっとメリットを感じるのが機内にある荷物スペースで、持ち込み可能なサイズのかなり大型のローラーバッグも収納できるという。シートもスリムにし、乗客の居住空間を広げている。○燃費は20%向上、騒音エリアは40%削減2つ目は優れた燃費効率。MRJが搭載するエンジン「プラット・アンド・ホイットニーPW1200G」は従来の同型機に比べ約20%もの燃費向上が可能だ。エンブラエルが20年をめどに同じプラット・アンド・ホイットニー社のエンジンを搭載した機種をローンチする計画を発表しているが、MRJのエンジン性能の良質さは変わらない。また、このエンジンは低騒音設計で、三菱航空機の資料によるとエンブラエルE170と比較した場合、騒音エリアを40%も縮小するという。環境への配慮が求められる旅客機開発において、より優位な性能といえる。○安い運賃を提供しやすくする経済性3つ目は、航空会社の経済性向上によって期待される価格設定だ。例えば2000年代半ばから、飛行機に乗ると燃油サーチャージを徴収されるようになったが、その背景にあるのは航空燃料の高騰だ。しかし、燃費が向上すれば航空会社は運航コストを抑えられる。コストが抑えられれば安い運賃を提供できるなど、旅行者にもメリットがあるといえるのだ。●YS-11から学ぶ、MRJがこれから乗り越えなければいけない課題○幹線だけでなく、地方区間にも就航そんな優れた日本の旅客機なら一度は乗ってみたいと思う人は多いはずだが、MRJは航続距離が最長で1,700km足らずと大阪と北海道を結ぶほどの区間でしか運航できず、海外の航空会社が購入しても乗る機会は限られる。しかし、心配はいらない。前述したANAが25機(うちオプション10機)、JALは32機を発注済みだ。MRJはエンブラエルやボンバルディアのライバル機だから、現在ANAとJALがエンブラエルとボンバルディアの旅客機で運航している区間に主に就航すると考えていいだろう。具体的には、ANAが成田~新潟、伊丹~秋田・松山、北海道内区間、JALは子会社のジェイエアが運航する区間に主に就航させる計画で、羽田~南紀白浜、伊丹~秋田、札幌~仙台、鹿児島~南西諸島などで、ボーイング787など大型の新機材が羽田と大阪や札幌、九州などを結ぶ幹線中心に就航するのに対し、MRJは小型のため地方路線の利用者も体験する機会に恵まれそうだ。順調にいけば、2017年4月~6月には第1号機がANAに引き渡され、日本の空を飛ぶことになる。○まずは初飛行、世界に誇れる旅客機を期待ただ、勘違いしてはいけないのは、MRJはまだ一度も空を飛んでいないということ。ロールアウト式典の際に三菱重工業の大宮英明会長が「最高レベルの経済性と快適性を兼ね備えた、世界に誇れるメイド・イン・ジャパンの製品が、ようやく夢から現実へと姿を変えようとしている」と語ったように、開発はまだ現在進行形なのだ。設計上は理想通りに飛ぶことになっていても、実用できる旅客機として航空会社に引き渡されるまでには様々な問題や不具合が発生するものだ。中・大型機市場をエアバス社と2分するボーイング社でさえも最新鋭機787の開発途中に何度もトラブルが発生し、初飛行は予定より2年も遅れ、ロールアウトしてからも2年半近くかかった。もし、MRJに何らかのトラブルが起き、それをカバーするために機械を追加搭載すれば、機体重量が増して燃費効率が想定を下回る。つまり、MRJの優位性を後退させるケースがないとも限らない。さらに、販売後の継続したサービスをしっかりと確立しなければ、YS-11が初飛行からわずか10年で生産停止となり、事業自体も廃止となった過去の旅客機事業の二の舞になる可能性もある。ただ、この点についての意識は高いようで、ロールアウト式典後のインタビューで大宮会長は、航空機の"完成"を意味する型式証明の取得と同じくらい、販売後のサービス継続は重要な点だと語っている。スケジュールに遅れが出ないのはもちろん大切だが、一方で日本人の利用者としては安全で、かつ世界に誇れる高性能な国産のジェット機を半永久的に利用できる方がうれしい。期待して待ちたい。※文中のサイズはすべてインチ(inch)をセンチメートル(cm)に換算※参考文献『月刊エアライン』○筆者プロフィール : 緒方信一郎航空・旅行ジャーナリスト。旅行業界誌・旅行雑誌の記者・編集者として活動し独立。25年以上にわたり航空・旅行をテーマに雑誌や新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなど様々なメディアで執筆・コメント・解説を行う。著書に『業界のプロが本音で教える 絶対トクする!海外旅行の新常識』など。
2014年10月22日10月18日、国産旅客機としては約50年ぶり、ジェット旅客機としては国内初となる三菱リージョナルジェット(MRJ)が公開された。これまで3度に渡る開発の遅延があったが、同日、三菱重工・名古屋航空宇宙システム製作所・小牧工場で開催されたロールアウト式典で報道陣や関係者の前にお披露目された。○ロールアウト時の出来は上々の印象小型ナロウボディ(単通路)機で、その姿を一言でいうなら日本的なスマートさのあるデザイン。実物を目の当たりにして最初に感じるのは90席タイプにしてはやや大型だという点。客室を広くするために、客室(機体)下部の貨物スペースを削って機体後部に貨物スペースを造り、その分だけ胴体が長くなっているから、そう感じるのだろう。今回は機内のお披露目はなかったが、モックアップ(実物大の模型)ではこのクラスの旅客機では長身の人が屈まなくてもよいくらいの高さを確保している。式典のあいさつの中で、大宮英明・三菱重工業会長は「今回の航空機開発事業をはじめる際には、リスクを負う覚悟が必要だった。様々な困難にも直面してきたが、この日を迎えられたのはすべての関係者の協力のたまもの」だと語った。航空機の製造はもちろん簡単なものではなく、旅客機事業に成功している国は数少ない。だからこそ、MRJ事業が軌道にのれば、日本の産業に大きな光を照らす。公開された機体は他の機材のロールアウト式典と比較しても、とてもきれいに仕上がっていた。これから予定されている2015年の初飛行および様々なテストをし、必要な認可を得なければならない。ともあれMRJは、お披露目された。いよいよ本格的な一歩を踏み出したのだ。なお、MRJに関する考察は、また追ってレポートする。○筆者プロフィール : 緒方信一郎航空・旅行ジャーナリスト。旅行業界誌・旅行雑誌の記者・編集者として活動し独立。25年以上にわたり航空・旅行をテーマに雑誌や新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなど様々なメディアで執筆・コメント・解説を行う。著書に『業界のプロが本音で教える 絶対トクする!海外旅行の新常識』など。
2014年10月18日●成田は京成とJR東日本、羽田は東京モノレールと京急の競争で利便性アップ2010年10月に羽田空港が再国際化して以来、羽田と成田は激しい競争を繰り広げている。都心から近く国内線も豊富な羽田空港の就航便は増える一方だが、逆に成田空港は低コスト航空会社(LCC)の就航で国内線は増えているものの国際線は減り続けている。そのため、成田空港ではLCCを積極的に誘致したり、以前はできなかった深夜・早朝の一部時間帯の発着便を認めたりなどの努力をしている。そんな「空」の争いだけでなく、「地上」のアクセスでも両空港は利便性を競っている。地上アクセスは空港が担うわけではないが、電車とバスなど地上の交通機関の間にも「競争」が生じているため、必然的に競わざるを得ないのである。もちろん、利用者からすれば歓迎すべき傾向だ。○京成スカイライナーの"逆襲"羽田が再国際化する3カ月前の2010年7月に「新スカイライナー」が走り始めた頃から、両空港へのアクセス改善がスピードアップした。京成電鉄が運行する特急「スカイライナー」は2010年7月17日から新しく開通した「スカイアクセス線」を走行するようになり、京成上野や日暮里から成田まで40分前後とそれまでより20分近くも所要時間が短くなった。例えば、世田谷や杉並といった都心西部のベッドタウンから成田までのアクセスを検索すると、それまではJR東日本の特急「成田エクスプレス」の方が早いと表示されていた。しかし、今日ではスカイアクセス線の開通でスカイライナーの方が早く到着する時間帯が増えている。また、スカイアクセス線は従来のルートより揺れも少なく、乗り心地も向上している。さらに言うと、スカイライナーは運賃が成田エクスプレスよりも2割程度安いのも魅力のひとつだろう。対する成田エクスプレスも出発駅を増やすに従い本数も増加。東京駅発着で見ると、一部の時間帯を除き、30分に1本程度と以前より格段に利便性が向上している。○世界的に見ても便利になった羽田へのアクセスそんな成田へのアクセスもずいぶん便利になったと感じていたところにはじまったのが、羽田の再国際化だ。それに合わせて改正された東京モノレールと京急電鉄のダイヤには驚いた。国際線ターミナルまでなら東京モノレールの空港快速が浜松町駅から、京急電鉄のエアポート快特が品川駅から、ともに最短13分という時間でつながった。本数も普通電車を加えると5分前後に1本という便利さ。世界的に見ても、ここまでアクセスが便利な空港はなかなか見当たらない。●羽田の深夜早朝バスが実証運行へ! 羽田/成田を1時間で結ぶ都心直結線もしかし、その2年後の2012年夏、今度は成田空港へのアクセスに便利で格安な深夜バスが加わった。○深夜便が好評で便数増やす「格安バス」成田空港発着の国内LCCであるジェットスター・ジャパンとエアアジア・ジャパン(現在「バニラエア」にリブランド)が就航すると、その「格安旅行客」を狙って京成バス系が東京駅発着の「東京シャトル」の運行を開始した。現在は銀座・東京駅発着の「THEアクセス成田」(平和交通)も加わり、それぞれ片道900円、1,000円とリムジンバスや成田エクスプレスの約3分の1と運賃も衝撃的だった。東京駅から羽田までの「空港リムジンバス」の運賃は930円だからほぼ同じである。また、成田まで片道1時間前後と電車並みの早さも魅力で、東京駅と銀座駅発着なので、成田まで行く間に都心の渋滞に巻き込まれる確率が低いのも魅力と言える。この成田への格安バスは順調に利用者を増やし、現在は深夜・早朝以外の時間帯の便も走っている。○一気に5路線を開設する羽田発着の「深夜バス」そして、2013年9月に決定した東京オリンピック・パラリンピックの開催は、両空港のアクセス改善にさらに拍車をかけそうだ。国土交通省は10月26日から2015年3月末までの間、羽田と都内各所および横浜を結ぶアクセスバスを深夜・早朝の時間帯に実証運行すると発表した。具体的な路線と運賃は、銀座・東京・秋葉原方面(1,860円)、新宿・池袋方面(2,000円)、渋谷方面(2,060円)、大鳥居・蒲田・品川方面(560円、1,030円)、横浜YCAT方面(1,030円)。羽田空港行きが午前3時~4時台、空港発が午前1時台となっている。2010年10月の再国際化や2014年3月末の発着枠拡大で羽田空港の国際便は増えているが、深夜・早朝の発着便は乗客が思うように集まらず航空会社に敬遠される傾向にある。その原因のひとつが公共交通機関の不足と言われており、それを確かめる意図も今回の実証実験にはあるのだろう。いずれにしろ、利用者からすればアクセスが向上するのは間違いなく、タクシーを使うより何倍も安くすむのは言うまでもない。○どっちが便利か比べる必要ない時代へ今後は、鉄道のアクセス改善計画もめじろ押しだ。田町・品川付近から羽田にアクセスし、将来的には2015年開通の上野東京ラインを使い東北線・高崎線・常磐線などとの接続も視野に入れる「羽田空港アクセス新線」(JR東日本)、「新東京駅」と羽田を20分弱、同駅と成田を36分でそれぞれ結ぶ通称「都心直結線」(京急)など、いずれも計画は大規模だ。「都心直結線」は羽田と成田も約1時間で結ぶ計画である。この鉄道が象徴するように、「羽田が便利」「成田が便利」と比較するより、両空港をうまく使って旅するのが賢い時代になっていくようだ。いや、すでにそういう使い方をしている旅行者が多いはずだ。実際、旅客便の発着枠は羽田が44.7万回、成田が30万回とそう大きな差はなく、羽田の発着枠が満杯である現状を見ると、しばらくは場合によって両空港を使い分けることになるだろう。安い国内旅行なら国内LCCの拠点である成田を使う確率が高く、JALやANAで札幌や福岡、沖縄へ行くなら幹線の多い羽田。またアジアへの海外旅行なら行きは羽田、帰りは成田、あるいはその逆というパターンもある。自分の家や会社からの便利な行き方、安い行き方はどんなアクセス方法か。知らない間に変わっていくともいえる地上アクセスの最新情報を掴んで上手に使いこなしたい。※文中の料金表記にICカード割引は含みません○筆者プロフィール : 緒方信一郎航空・旅行ジャーナリスト。旅行業界誌・旅行雑誌の記者・編集者として活動し独立。25年以上にわたり航空・旅行をテーマに雑誌や新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなど様々なメディアで執筆・コメント・解説を行う。著書に『業界のプロが本音で教える 絶対トクする!海外旅行の新常識』など。
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