文音、父・長渕剛から受け継ぐストイックさ 改名“長渕”外しの理由も語る
本格的なコメディはおっしゃるように初めてで、コメディは奥が深い! 難しかったです。初めてだったので感覚をつかめるまでに時間もかかりましたが、コメディのテンポを重視したり、テンションがすごく高い女の子だったので、それをずっとキープするために撮影に入る前に常にトップギアに入れておかないといけなくて。朝すごく早かったり、前日に撮影がおして睡眠時間が短かったり、そういう状態で朝イチの撮影でガッ! と気分を上げておかなければいけなかったりしたので、そのサジ加減はすごく難しかったです。
――そのテンションは、どうやってキープしたのですか?
もう気合いですね(笑)。それだけです。自分の中での自己発電ですよね。いま考えると、ほかの何かで気分を上げる方法あったのかなって思います。それこそ音楽を聴いたりする方法もあったかも知れないですが、そういう余裕さえなかった。
そういう考えさえ浮かばなかったですし、とにかく自己発電でアゲていくしかないという、気合いだけでした。
――大変な作業であった半面、コメディを作る面白味は感じましたか?
人を笑わせること、面白かったと言ってもらえることって、お仕事でコメディをやったら本望だなって、すごく感じました。