2015年1月9日 13:32
Windows 8.1ミニTips (93) セキュリティソフト「Windows Defender」の定義ファイルを更新する・前編
を指定する」を編集すれば、Windows Updateとは異なるタイミングで更新される。ただし、ローカルグループポリシーエディターを使用できるのはWindows 8.1 Proに限られ、無印のWindows 8.1は使用できない。そこでコマンドラインからWindows Defenderを制御するTipsを紹介する。
○コマンドラインから定義ファイルを更新する
Windows Defenderは、「MpCmdRun.exe」という実行ファイルでコマンドラインからの操作を可能にしている。しかし、MpCmdRun.exeを格納する「%ProgramFiles%\Windows Defender」フォルダーにはパスが通っていないため、実行のたびにフルパスを入力しなければならない。この操作を手軽にするのが環境変数「Path」の設定だ。
上記の手順を実行することで、コマンドプロンプトからは「MpCmdRun.exe」を実行するだけで使用可能になる(なお、大文字小文字は区別されず、拡張子も省略可能)。定義ファイルを更新するには、「-SignatureUpdate」オプションを使用すればよい。
具体的には「MpCmdRun -SignatureUpdate」