2015年1月10日 10:30
様々な人と出会い、地域を深く知る米国発の口コミサイト「Yelp」
日本のお店にとっては、Yelpの情報を拡充しておけば、2020年の東京オリンピックへ向けて更に増加する外国人旅行者への情報提供を簡単に行えるメリットもあるわけだ。
「東京に住む外国人グループもいて、1人をイベントに呼ぶと5人くらい連れてくることもあります(笑)。ほかにも、アメリカの軍人が『横須賀の配属が決まったので、東京のコミュニティに入れてほしい』というメッセージを私に送ってくれたこともありました。
イベントを経験して感じたことはが、『今まで会えなかった人に会える』という魅力です。とにかく"食"が好きな人やヨガにハマっている人、ニッチな趣味を持つ人など新しいグループの人に出会える。イベントじゃなくても3、4人の小規模でふらっと飲みに行くということもやっています」
日本での展開から1年足らずだが、ユーザー数こそ開示していないものの、Yelpの日本における成長スピードは他国と比較しても早いという。その中で、日本ならではの特色が早くも見られるようだ。
「日本、特に東京は面積辺りのお店の数がとても多いので、全てを網羅するのが大変です。
ユーザーの方から『このお店がない』と言われるし、そもそもの人口も多い。