ケンコバ、漫画から学ぶ人生の美学 芸人と漫画家の共通点も語る
っていうのはありますよ。主人公の身体的特徴はもちろんなんですけど、ハートが強くなかったら嫌なんですよね。
――例えば『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズだったり。
ジョジョの主人公はだいたいハート強いですからね。だから意外と『エヴァンゲリオン』とかは、主人公が好きじゃないんですよ。(碇シンジは)ハートが弱いので。
――『エヴァ』の男性キャラなら、加持リョウジとかでしょうか?
そうですね。加持さんとかの方が好きですね。
――生き方や考え方の面で影響を受けたキャラクターはいますか?
『ジョジョ』第二部のジョセフ・ジョースターですね。いい意味で軽く、相手を舐め腐って勝つっていうね(笑)。あれ、やっぱり理想ですよね(笑)。めちゃくちゃ特訓とかしているんですけど、それを見せない。そこは美学として僕も持ちたいですよね。
――漫画と言えば先日、吾峠呼世晴先生の『鬼滅の刃』が完結しました。物語が最高に盛り上がったまま、綺麗に終わったのかなという印象でしたが、ケンコバさんはどんな思いがありますか?
これは新たな漫画のルールが作れたというか。作者の思い通りに終わらせていいんだっていうね。
やっぱり若干あったと思うんです。