2015年1月16日 13:00
衝撃の退任発表から約半年 - 新社長が語る新生「ジャパネットたかた」の姿
その家族的な良さを生かしつつ、役割を果たした人間がきちんと評価されるようにしていきたい」とのこと。これは、どちらか一方がベストということではなく、皆で助け合う一体感と成果主義のバランス重視した評価制度を取り入れていくということだ。
○テレビ、ラジオ……媒体はいくつもあれど “主役はあくまでも商品”
ラジオに始まり、テレビ、チラシ、カタログ、Webサイトおよびスマートデバイスへの対応、そしてスマホアプリまで、幅広い媒体を介して通信販売を手掛けるジャパネットたかた。「時代の潮目を見定めて媒体展開してきたにすぎない」と旭人新社長は語るが、いずれの媒体においても "主役はあくまでも商品" という意識を常に持って積極的に媒体制作業務にも直接関わっているという。
真に良い商品を見つけてきて、その良さを視聴者に伝える……一見単純だが、非常に奥深い部分を追求してきた結果が、ジャパネットたかたの勢いを支える原動力になっているのだろう。
「前社長を間近で見ていると驚かされますね。私がバイヤーとして販売に注力しようとしていた万年筆を紹介する際、通販番組の放映が始まってから、ひたすら文字を書き続けているのです。