2015年1月22日 14:09
Cerevo、ライブ配信スイッチャー「LiveWedge」をついに正式発売 - 未だライバル不在の有望市場
HDMI入力は全系統にスケーラーを備えているので、異なる解像度の映像の合成にも対応する。また、映像ソースのうち1系統には内蔵SDカードスロットを割り当てることができ、SDカード内に用意したロゴデータなどの画像を読み込み可能。オーディオミキサー機能も搭載しており、4系統のHDMI入力に乗ったPCM音声にアナログ2chのRCA端子を加えた計ステレオ5系統の音声をミキシングできる。
出力はプログラムアウトおよびプレビューアウトのHDMI端子2系統(最大1080/60p、プログレッシブのみ)を備えており、プログラムアウトはミックスした映像と音声のマスター出力として、プレビューアウトは操作インタフェースのモニター出力として機能する。
ライブ配信のフォーマットは最大720/30p・10MbpsのH.264映像+最大256kbpsのAAC音声で、Ustream、ニコニコ生放送、YouTube Liveなどに対応。また、Flash Media Server、Wowza、Red5など主要なRTMPサーバーソフトを利用した独自環境でも動作が報告されているという。
LiveWedge本体とタブレットの接続形態は3種類で、アクセスポイントとして動作させた本体にタブレットを接続する1対1の形態のほか、同一の無線LANアクセスポイントに本体とタブレットの両方をクライアントとして接続する形態、本体をアクセスポイントとして動作させつつ、ライブ配信用のインターネット回線として有線LANにも接続するという形態が用意されている。