くらし情報『猫が布団でおしっこをしてしまう場合の対処法を獣医師が解説』

2015年1月23日 07:00

猫が布団でおしっこをしてしまう場合の対処法を獣医師が解説

猫は食事とトイレは離れた場所で行いたいからです。

また、霧吹きで水をかけたり、大きな音を出したりして猫の排尿を邪魔する方法があります。そこで尿をすると嫌なことが起こることを猫に学習してもらいます。この方法を行動学の用語で「嫌悪的条件つけ」といいます。この方法はタイミングが重要で、少しでも遅れると効果がありません。また過度に行うとストレスを感じて逆効果になることもあるので、必ずかかりつけの獣医師と相談しながら行いましょう。

上記方法で上手くいかない時は、よく粗相する場所にトイレを移動させると解決することがあります。猫が自ら選んだ場所なのですから、それに合わせてあげましょう。
成功したら、毎日数cmずつ移動させて都合の良い場所に移動させましょう。

○医学的な問題があるかも

トイレ環境とは関係なく、病気があるため不適切な場所で排泄している可能性もあります。ある報告では不適切な排尿の55%は病気によって起こっていたと報告されています。年をとってくると、トイレまでの移動やトイレの縁を乗り越えることが大変になります。また、膀胱炎によって排尿が自分でコントロールできなくなっていることなどが考えられます。

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