くらし情報『猫が布団でおしっこをしてしまう場合の対処法を獣医師が解説』

2015年1月23日 07:00

猫が布団でおしっこをしてしまう場合の対処法を獣医師が解説

原因になる代表的な病気としては、猫下部尿路疾患(膀胱炎、尿路結石など)、関節炎、便秘、認知症、その他痛みを伴う病気全般、猫白血病/猫エイズウィルス感染、脳の病気などが挙げられます。

○まとめ

猫がトイレ以外に排泄をしてしまう問題は解決するのに時間と手間がかかります。尿スプレーと不適切な場所での排尿とを見分けることも意外と難しいです。ある報告では問題を起こしている猫の80%には専門家のアドバイスが必要であったと報告されています。

また、トイレを使わない期間が長ければ長いほど改善は困難になります。もし愛猫がトイレ外での排泄を繰り返すのであればかかりつけの獣医師、または動物行動学の専門家に相談しましょう。

■著者プロフィール
山本宗伸
獣医師。Syu Syu CAT Clinicで副院長を務め、現在マンハッタン猫専門病院で研修中。
2016年春、猫の病院 Tokyo Cat Specialistsを開院予定。猫に関する謎を掘り下げるブログnekopediaも時々更新。

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