2015年2月5日 00:00
「ラジオの過去番組を再聴取できる機能を提供したい」 - 5年目を迎えるradikoに2015年の展開を聞く
ラジオ番組を常に録音している人は稀ですから、放送後の番組が後から注目されることがあっても、実際にその放送を聴取できない。これは残念です。
例えば2014年の12月、福山雅治さんがニッポン放送の「福山雅治のオールナイトニッポン」で、夜放送のパーソナリティを卒業する、とコメントしたのですが、これがネットのニュースで大きく注目されました。
私もそのニュースを見て、「ああ、実際の番組を聴きたかったな」と思ったのですが、自宅でその番組を録音しているわけじゃない。すると、「ああ、そうだったんだ」で終わってしまいますよね。「来週もっと詳しく紹介します」とラジオで流れていても、「あ、来週やるんだ」とその時思うだけで、一週間後には忘れてるじゃないですか。そうすると、せっかくラジオが注目されているのにもったいないじゃないですか。
ラジオに触れたことのない人が、福山雅治さんが好きだから「へー、どんなの?」と興味を持った時、そこで実際のラジオを聴ければ、「ラジオの番組ってこんな番組なんだ」「オールナイトニッポンでこんな面白いことやってるんだ」というラジオ体験を、10代20代の若い人にも感じてもらえる機会ができる。